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違う世界 ページ6

母「お薬飲んだ?」



貴「飲んだよ!飲んだからお父さんの所へ行っていい?」


母「ええ、ただし気おつけて行ってくるのよ?」



貴「うんっ!!」



その日は春真っ只中。お父さんはよく草原で寝ている。



正確には何かを感じようとしている。





父「A……薬はもう飲んだか?」



貴「飲んだよ!!!お父さんはまた”透き通る世界”を見ようとしてるの?」



父「ああ、、、」




透き通る世界とはなんだろう、、、そして


私のお父さんは鬼殺隊だった。けど脚を悪くしてから引退した。



父「そう言えば何故お前は目を閉じてるんだ?目が見えない訳じゃないだろ?」



貴「目を閉じるとね、、、不思議な世界が見えるの、、、



全部見えるの、、、真っ暗な中でも見えるの、、、!」





父「?!、、、そうか。。。」

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作者名:フブキサクラ | 作成日時:2019年10月5日 16時

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