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時は5月中旬。IH予選。
俺はベンチに入ることはできたものの、試合には出ることができなかった。
結果は準優勝。
白鳥沢にまた負けた。
そして、高校初のテストが始まる。
「お前、新入生代表挨拶した篠原にテストで勝負しろ、って言ったらしいな。」笑いながらそのことを言ってくるマッキー。
「え。そんなに噂になってるの?それ…」
「1年の間では有名な話だぞ。」
「岩ちゃんまで知ってるの…。」
これは負けられない。
俺は必死に勉強してテスト当日を迎えた。
なかなか上出来だったと思う。
テストが返却されていく。
ケアレスミスでの減点が多いようだ。
そして、1週間後、クラスで配布された1枚の紙。
そこには全ての教科の順位に点数。そして合計点のクラス順位に学年順位。
クラス順位、学年順位
共に2位…
まさか…
『どうでしたか?』
俺は彼女に紙を渡し、見せる。
そうすると彼女も俺に紙を渡してくれた。
学年順位にクラス順位を見ると“1”の文字が見えた。
要するに…
「負けた…」
俺がこの勝負負けたってことだ。
「及川が負けたぞ!!!」
教室のどこかでそんな声が聞こえた気がしたが気にはならない。
勝ったら一つ言うこと聞くと言うものは何かと急に不安になる。
『勝った時のことだけど、少し先延ばしして良いかしら?』
「あ…うん。良いけど…」
先延ばしか…どんなのか来るか不安だ…
「お前ら、各自確認したか?点数間違ってないよな。じゃあ、話は変わるが、7月の最初にある学園祭のことの話し合いするぞ。委員長頼む。」
そう言われて委員長が学園祭でなにをやるか決める議論が始まる。
圧倒的な票でカフェをやることになった。
俺はホールをやることになった。
篠原さんもホールになっていた。
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アッカ(プロフ) - イシさん» イシ様>続編希望のコメントありがとうございます。コメント頂いてからお時間を頂き大変申し訳ありません。本作のこれからについて決断致しました。しっかりと完結させたいと考えております。お時間頂くかもしれませんが最後までお読みいただけたら幸いです。 (2017年6月7日 0時) (レス) id: ec849b39e8 (このIDを非表示/違反報告)
アッカ(プロフ) - 凛斗さん» 凛斗様>コメントありがとうございます。また、続編の希望もして頂き大変感謝いしています。長らくお待たせして申し訳ありません。続編を書くことを決意致しまいた。お時間頂くかと思いますが、お読みいただけたらと思います。これからも宜しくお願い致します。 (2017年6月7日 0時) (レス) id: ec849b39e8 (このIDを非表示/違反報告)
アッカ(プロフ) - りんさん» りん様>コメント・続編希望、ありがとうございます。答えを出すまでに2週間と言う長い時間を頂き大変申し訳ありません。本作の続きを書くことを決意致しました。更新速度は遅くなるかと思いますが、読んでいただけたら幸いです。 (2017年6月7日 0時) (レス) id: ec849b39e8 (このIDを非表示/違反報告)
アッカ(プロフ) - 世名さん» 世名様>コメントありがとうございます。また続編を希望して頂きありがとうございます。答えを出すまでに2週間と言う大変長いお時間を頂き大変も申し訳ございません。お時間頂くかと思いますが、しっかりと完結させたいと思います。これからも宜しくお願い致します。 (2017年6月7日 0時) (レス) id: ec849b39e8 (このIDを非表示/違反報告)
古鷹(プロフ) - アッカ様 貴方様の素晴らしい作品に出逢えて幸せを今感じているところです。是非続きを読みたいです、待ってます! (2017年6月5日 15時) (レス) id: 55fb0d8d33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アッカ | 作成日時:2017年5月6日 20時