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side.赤葦
だが、Aのピアノへ費やした時間は俺のバレーへ費やした時間ときっと比例するのであろう。
日頃からピアノを弾いているAを知るのはこの学校で俺だけであって、誰もが知らない秘密。
俺はこの二日間でAの新たな一面と秘密を知ることができて嬉しかったし、一緒に色々とできて楽しかった。
余りプライベートなことを話さないAのピアノを弾けると言う事実。他に何かあるのでは無いのだろうか。と気になる。
その時、俺は体育の授業のことを思い出した。
運動神経が良いA。ピアノの他に何か習い事をしていたのか。何かスポーツをしていたであろうと誰もが確信している筈であろう。
ましてや、一度会っただけの孤爪が前に会った時にやけに気にしていたのが俺としては気になる。
明日、体育祭だし、そのタイミングで聞いてみよう。
そんなことを考えながら俺はAと一緒に教室へ向かって廊下を歩いた。
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Wing(プロフ) - とても好きなシリーズで何回も読んでいます!更新再開楽しみにしてます。 (2022年8月30日 21時) (レス) @page32 id: 8c6a1b2baa (このIDを非表示/違反報告)
maaya(プロフ) - 更新再開嬉しいです!これからも楽しみにしています!頑張って下さい!応援しています!! (2020年12月27日 21時) (レス) id: aeedefecf1 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - ご帰還お待ちしておりました!!!これからも応援しております! (2020年12月27日 20時) (レス) id: 6a37ab7dc4 (このIDを非表示/違反報告)
Wing(プロフ) - 面白くて一気に読んでしまいました。続き楽しみにしています。 (2020年8月11日 20時) (レス) id: 8c6a1b2baa (このIDを非表示/違反報告)
ライム(プロフ) - とても私好みなお話でした。赤葦君との友情の描写が大好きです。更新停止してしまっていて寂しいです。更新めっちゃ待ってます (2019年8月25日 18時) (レス) id: e337ee27f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アッカ | 作成日時:2017年10月7日 0時