【ハイキュー】クールなメガネ男子は実は明るい音楽家!?【男主】

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side.赤葦



一次予選を突破しただけなのに、学校近くのファミレスで騒ぐ先輩たち。

別の席で静かな空間を保ちたいが、木兎さんに邪魔をされる。



そうだ。Aに一次予選は突破したことを伝えておこう。

彼に送った。

赤葦京治一次予選突破したよ。




――――


「木兎！始まったぞ！」

木葉さんの声で木兎さんが席へ戻り、一気に静かになった。

それぞれがイヤホンをしながら、スマホの画面を見る。



「何か動画でも見てるんですかね？猿杙先輩、何か知ってますか？」と尾長が聞く。

「試合前に8時から何か見なきゃいけないものがあるって言ってたよ。」

「テレビではないんですね。」

「今は、スマホでも動画とか見れるからな。」

静かになったことをいいことに、
俺たちのテーブルにいる猿杙さんと鷲尾さんと尾長と試合の反省会をする。



そのためにファミレスへ来たのだから。



反省会を明日からのメニューを決めた。

「では、来週の二次予選に向けて、明日からは…」



「えー！」「まじかよ！」「ありがとございます！」
「早く発売して。」「あ。もう予約しなきゃ。」



また、5人が騒ぎ始めた。

うるさい。本当にうるさい。

「まあまあ、赤葦。ここではやめておけ。」

「うんうん。ここで怒っちゃダメだよ。」

顔に出ているのか先輩たちに止められる。





そして、俺は立ち上がって、うるさい5人。

木兎さん、木葉さん、小見さんとマネージャーの二人のところへ向かって一言言った。


「帰りますよ。」


そう言うと静かになって

はい。と一言だけ聞こえた。


それぞれが会計をし、外へ出てその場で解散となった。



スマホを見るとAから返信が来ていた。


赤池A一次予選突破おめでとう。
来週も頑張れよ。
油断は禁物。


赤葦京治頑張るよ。






――――

家に帰ってからまたスマホを見ると




赤池A今日は行けなくてごめん。

赤葦京治AにはAの都合があるんだから仕方ないよ。
いつも応援してくれるだけで嬉しいから。



――――

やっぱり来ていなかったようだ。





来週は来てくれるのだろうか。



そんな期待をしながら、寝る支度をした。






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