RAMPAGEのおっとりくん

奇跡の1人！そこを狙え！ ページ43

隼 side
(リクエストありがとうございます)


BOTリハの始まる1時間
それぞれアップしたりご飯食べたり好きな事してる中、俺は玲於と2人で廊下を爆走中


玲於「マジで1人だったんだよな！？」

隼「そう言ってんじゃん！今のタイミングしかないって！」


バタンと扉に手をかけて開けたのはとある楽屋
中にいた人物はご飯を食べていた最中にビックリしたのか、食べながら俺らを見開いてみていた


『………ｺﾞｸﾝ))、えっとぉ？』

「「マジで1人だ！！」」

『え、なになに……うわぁ！！』


嬉しくて飛びかかれば戸惑いながらも俺らを支えてくれた
やっっとあさが1人のタイミングに出逢えた！！

先輩後輩、はたまたスタッフまでから愛されているAは、声をかけられると躱しきれず相手してしまう癖がある。特にこういう大勢の面々が集まる場になるとその癖が顕著に出る
それをどうにかしようと思ったRAMPAGEメンバーは、Aが1人にならなければ声をかけられることもないだろうと、こういう場では誰かしらが一緒に傍にいる事にしたらしい
お陰様でマジで声かけれねぇ！声かけようとしたらサッと遮られるんだよ！？さっきの龍友くん見た！？


龍友「お、Aちゃんやんけ〜」

『あれ、りゅうt((海青「A〜、アップの時間やで」』

『え、あ、はーい』

龍友「海青！俺にAちゃんと喋らせろや！！！」


コレだから！！！
だから、さっき1人でいるのを見かけた時は奇跡だと思ったもん
嬉しすぎて玲於連れてきちゃった


『どうしたんですー？』

玲於「逆にお前がどうしたんだよ。メンバーは？」

『さっきまで北人さんいたんですけど、スタッフさんに呼ばれて行っちゃいましたぁ。しばらく帰ってこないと思いますよ？』

隼「それじゃ、しばらく1人ってこと！？マジかマジか！」

玲於「マジ奇跡じゃん！」

『………？？？』


RAMPAGEの野郎どもに邪魔されない！！……なんて思ってた時


陣「やっと見つけたわ！まだご飯食べとるん？」

『あ、陣さん』

隼「来んなよ！！！！」

玲於「タイミング考えろや！！！」

陣「なんで来たただけでこんな怒られなアカンの！？」


まさかのタイミングで陣くんの登場！もうちょい遅く来いよ！！！


陣「てか、そろそろ着替えて準備せな」

『あ、ホントだぁ………玲於さん、隼さん、またお喋りしましょーね』


残りのご飯をかき込んだあさちゃんは良い笑顔で陣くんと共に去っていった………

……陣くん、マジ許さん




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