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その後、Aは何を思ったのか、暫くバーHOMRAに通い続けて吠無羅の様子を観察していた
最初は警戒していた吠無羅のメンバー達も、アンナと尊が何も言わないのを見てか、警戒を解いている
八田「………で、テメーはマジいつまでいる気なんだよ！
毎日毎日でけー座敷わらしみてえに居座りやがって」
エリック「It’s none your business.
(お前には関係ないだろ)」
八田「俺にだけ英語で喋んのヤメロ！」
『荒れてるねぇ、怖い怖い』
出雲「ま、あれが八田ちゃんやからな。
それより、ほれ」
『えっ……オムライス？何で？』
出雲「前から思っとったけど、あんた細すぎやで？
もうちょい食わんとアカンやろ」
Aは八田とエリックのやり取りから目を離し、目の前に置かれたオムライスをじっと見つめる
返却したいが、出雲は「食べろ」と言わんばかりの笑みを浮かべている
逃げ場を失ったAは渋々スプーンを手にとって、オムライスを食べ始めた
『……はは、お母さんみたいだねぇ』
出雲「誰がオカンや」
Aはオムライスを食べつつ、再び八田達の方へ視線を戻す
多々良「本気で行くとこないなら、いっそうちに入る？」
エリック「……」
多々良がそう問い掛けると、エリックは何も言わずに店を出た
多々良「ありゃ……嫌われたかなー」
八田「マジ態度わりーなアイツ」
藤島「……」
藤島が後を追うように店を出ると、Aはクスクスと楽しそうに笑う
『藤島君っていつもああなの？』
多々良「まぁ、もともと面倒見が良かったし、動物とか拾ってくるといつも最後まで面倒見てるよ」
『ふふ、そっか。
……アンナちゃん、おいで。
一緒に食べようか』
アンナ「！」ｺｸﾘ
Aはアンナにオムライスを食べさせながら、やがてポツリと呟いた
『………彼は、可哀想な犬だ』
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紅キ霧雨 - 遅くなりましたが、続編が出来ましたので、宜しければ続編も是非ご覧ください！ (2018年11月9日 20時) (
レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
紅キ霧雨 - つきのさん» ありがとうございます！！！そう言っていただけると凄く嬉しいです…！！亀更新ですが、今後もよろしくお願いします！ (2018年11月4日 21時) (レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
つきの(プロフ) - 凄く設定とかもカッコよくて内容も面白くて最高です！これからも頑張って下さい！ (2018年11月3日 17時) (レス) id: 862a65ff1a (このIDを非表示/違反報告)
紅キ霧雨 - 加藤都子さん» ありがとうございます！そう言ってもらえると嬉しいです！ (2018年8月3日 20時) (レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
加藤都子(プロフ) - とっても面白かったです！！(*´∀`)♪更新楽しみにしています！！(*^^*) (2018年8月2日 7時) (レス) id: b24c338b00 (このIDを非表示/違反報告)
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