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『ユンギ先生』
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ラーメンが浮かぶお椀を持って、隣の部屋のドアの前にやってきた。
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『入りますよ！入りますからね！』
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一応外からそう言って中に入る。
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『お邪魔します。ユンギ先生』
YG「何だよ」
『あの、よかったら食べてください』
YG「伸びるからいらねぇ」
『…じゃあ、野菜炒めもあるので…』
YG「冷めるから自分で食えよ」
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何かと文句を付けながら、炊飯器を修理する手元から目を離さない。
なんかムカつく。
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『じゃあ先に食べてください。修理はいつでもいいんで…』
YG「無理」
『なんでですか』
YG「すぐやらねぇと気が済まないタイプ」
『めんどくさいな…』
YG「あ？お前のを直してやってんだろ」
『どうもすみませんねお手数お掛けして』
YG「邪魔くせぇから帰れ」
『は…』
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せっかくユンギ先生なんかのために晩御飯用意したのになんなの？
一気に好感度下がった。元々低いけどね！
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『機械オタクか…』
YG「聞こえてますけど」
『地獄耳！』
YG「早く帰れ」
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腹が立つからそれからは無視して家を出た。
…と言っても隣が我が家なんですけどね
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ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
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次の日の朝、また毎日の繰り返し。
さっさと準備を終わらせて家を出る。
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YG「あ、ちょうどよかった」
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ドアを開けるとユンギ先生が炊飯器片手に立っていた。
…なんか顔みたらムカムカがぶり返してきた。
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『ありがとうございます失礼します』
YG「…それと、」
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パッと受け取って引っこもうとした腕を掴まれた。
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『何ですか？』
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YG「その…昨日は、悪かったな」
『え？』
YG「直すのに夢中で」
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YG「ありがとな」
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真顔のままそう言って私の頭にポンと手を置いて、
背を向けて学校へ向かって行った。
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そぬ(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 毎度毎度ありがとうございます( ; _ ; )テテのお話も頑張ります！ (2018年1月19日 20時) (
レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - あーにんさん» ありがとうございました！続編作ってみるのでよかったら見てくださいね(*´∀｀) (2018年1月19日 20時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - ユウさん» 最後までお付き合い下さりありがとうございました！(^^)そう言っていただけて嬉しいです( ; _ ; ) (2018年1月19日 20時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - まるゆいさん» そういうお言葉に弱いのですぐ作っちゃいました(*´∀｀) 続編もよかったら見てください(^^) (2018年1月19日 20時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - ピカチュウさん» 最後までお付き合い下さりありがとうございました！続編作ってみるのでぜひ覗いてください( ﾟ∀ ﾟ) (2018年1月19日 20時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そぬ
| 作成日時：2017年12月29日 1時
