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『なんでここに？ナムジュン先生は…』
YG「先客がいた…っていうより、ナムも俺と同じ状況だったから」
『……で、のこのこ帰ってきたんですか』
YG「仕方ねぇだろ」
『….まぁいいですけど』
YG「晩御飯買ってくる」
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YG「お前の分は」
『さっき買ってきたところです』
YG「他にいるものは」
『うーん…無いです』
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私の返事を聞いて、靴を履くと玄関を出ていった。
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来ないものと思っていたから準備なんてしていない。
寝る準備とお風呂の準備と…
着替えとかどうするんだろう。買ってくるかな？
パジャマは？女物しかないし…
悩みながらも、小さめのソファを最低限快適にしてあげた。
食器棚から、仕舞い込まれていた貰い物のくまモンのマグカップを出して(若干ネタのつもりで)
洗面所に置いてある下着やらの棚は綺麗に隠して、歯ブラシの新しいやつを出して置いておく。
着るものは買ってくるか何とかしてくれないとどうしようもないんだけど、こんなもんかな。
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キッチンで自分の分のステーキを焼いていると玄関でドアが開く音がした。
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『ユンギ先生？早…』
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『…… 誰？ 』
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見たことのない男が玄関に立っていた。
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「騒ぐんじゃねぇぞ」
『……え…』
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男はユンギ先生がここの住民だと思ったらしく、さっき出ていったので留守だと思っていたらしい。
私を見て少し動揺したものの、平静を取り戻して物色し始めた。
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どうしよう……
立ち尽くしたまま、部屋が荒らされるのを見るしかできない。
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「ﾁｯ……何にもねぇじゃねぇか」
『……け、警察呼びますよ？ 』
「電話したら殺す」
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刃物を持って物色する男の、近くのテーブルにある自分のケータイを見つめて、キッチンに立ち尽くす。
男は私の母の形見の時計を握っていた。
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絶対譲れない物なのに怖くて何も言えない。
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ｰｰ ｶﾞﾁｬｯ
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YG「……は、」
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途方に暮れていた時、ユンギ先生が帰ってきた。
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そぬ(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 毎度毎度ありがとうございます( ; _ ; )テテのお話も頑張ります！ (2018年1月19日 20時) (
レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - あーにんさん» ありがとうございました！続編作ってみるのでよかったら見てくださいね(*´∀｀) (2018年1月19日 20時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - ユウさん» 最後までお付き合い下さりありがとうございました！(^^)そう言っていただけて嬉しいです( ; _ ; ) (2018年1月19日 20時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - まるゆいさん» そういうお言葉に弱いのですぐ作っちゃいました(*´∀｀) 続編もよかったら見てください(^^) (2018年1月19日 20時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - ピカチュウさん» 最後までお付き合い下さりありがとうございました！続編作ってみるのでぜひ覗いてください( ﾟ∀ ﾟ) (2018年1月19日 20時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そぬ
| 作成日時：2017年12月29日 1時
