ｰｰ JM side ｰｰ ページ46
ｰｰ JM side ｰｰ
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学校について、イムユナの姿を見つけてもなかなか声がかけられなかった。
いざ言おうとすれば緊張してしまう。
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帰り際にまたあの子がやって来て僕にくっつく。
甘えられるのが嫌いなわけじゃないけど
あまりいい気はしなかった。
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遠くからでもわかった。
長い髪で顔は隠れてるけど
紛れもなくイムユナが昇降口に立っていた。
…
チョンジョングクと一緒に。
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JK｢好きだから待ってるんでしょう？｣
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何の話をしてるのかはわからないけど
俯いて頷くイムユナと、チョンジョングクは
明るい話をしているようではない。
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イムユナが顔をあげて、今まで見たこともないような申し訳なさそうな顔をすると
チョンジョングクは一人で帰って行った。
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間に何もなくなって目が合う。
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｢どうしたの…？｣
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『そういう子がタイプなんですか』
JM｢え｣
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急に何を言うかと思えば、ぶっきらぼうにそんなことを言う。
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｢パク君、行こう…｣
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腕を引かれても
その場から動けなかった。
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『…行かないでよ』
『あんたのためにジョングク君を断ったのに』
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…
僕のため？
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若干赤くなって俯くのが
どうしても僕の胸を締め付ける
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JM｢…ごめん｣
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握りしめられていた手を解いて謝ると
悲しそうに帰って行く。
それでも僕は
憎かったこの人が好きなんだ
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JM｢…ユナ｣
『ん』
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何でもないような返事すら愛おしいと思えるなんて
人生何があるかわからないもんだな笑
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JM｢好き｣
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赤くなってたであろう僕をみて失笑する。
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同じ言葉が返ってこなくてもいい。
勝手に好きになっただけだから。
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alexandrite_bbc(プロフ) - そぬさん» 完結おめでとうございます！でもさみしいしもっと読みたい！と思っていたら続編！！うれしーーー！！( ；∀；) (2017年12月17日 15時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - ほんとに良かったです！ドキドキしながら、こんな主人公も可愛いなっておもいながら、ジミンも可愛かった♪続編も楽しみにしてます！ (2017年12月17日 5時) (レス) id: d2f2d687fb (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - BTS_0408さん» リクエストありがとうございます(^^)続編的なものを書くのが初めてなのでうまく出来るか分かりませんが、面白そうなのでやってみたいと思います！ありがとうございます (2017年12月17日 2時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - エミさん» 読んで下さりありがとうございます！ついにしちゃいましたー！ありがとうございます！ (2017年12月17日 2時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
BTS_0408(プロフ) - リクエストなんですが！番外編のを書いてほ しいです！ジミンちゃ んと付き合ってからの 毎日のこととか、その後のジョングクとの関係のこととか、テテたちに言って色々言われてるシーンだとか、よかったら書いてくださると嬉しいです！ (2017年12月17日 2時) (レス) id: c67152d7f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そぬ
| 作成日時：2017年12月4日 22時
