E.M.P.T.Y 【JK】

ーー ページ20

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なんだか久しぶりのベッドな気がする。









そこに2人並んで身を寄せ合う。








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『あったかい…』









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幽霊のくせにほかほかなジョングク君の体温が心地よくて、早くもウトウトしてくる。









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JK｢…ヌナ。｣







『んー』









JK｢……しないの？｣








『何を？』








JK｢何って、暖めてって言ってたから…｣







『あぁ…あったかいよ』









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JK｢…もっとハレンチなこと、したいのかと…｣







『そういう意味で言ったんじゃないよ笑笑』








JK｢……どうりで、急に積極的だと思った｣









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恥ずかしそうな安心したような顔をするジョングク君がかわいくて、


きれいな頬にそっとキスした。









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JK｢…なんでそんなことすんの｣








『かわいかったから笑笑』







JK｢じゃあ俺も好きな時にするからね｣









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それだけ言って、拗ねたように背中を向ける。









しばらくして寝息を立て始めた背中にくっついて
いつもより暖かい夜を過ごした。









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JK｢あ、起きた｣









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JK｢おはようヌナ｣








『…おはよ』








JK｢寝起き…かわいい｣






『ん？』









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ぼそっと何か言ったジョングク君が近づいて
おでこに柔らかい感触がする。









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JK｢ヌナにキスしちゃった｣









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嬉しそうに寝室から出ていく。









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ｰｰｰｰｰｰｰ







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JK｢ごちそうさまでした｣









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朝ごはんを食べ終えて食器を洗う。




私が洗った食器をジョングク君が拭いてくれる。








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JK｢お皿洗いヌナ、かわいい｣









『わけがわからん…』









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避けられないのをいいことに頬にもキスしてくる。








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JK｢夜のお返し｣








そう言って満足気に笑う。









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