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本当の意味でまだ子供だった頃からずっと
俺とテヒョンとその妹のジニちゃんは一緒にいた。
家が近いわけでもない。
クラスが一緒だったわけでもない。
それでもずっと仲が続いて、気づけば高校生。
3人とも同じ高校に進学したのは偶然だ。たぶん。
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俺が｢チャラい｣と人に言われるようになったのはいつからか明確には覚えていない。
覚えていたくもない。
自分の隣には常に誰かがいて、
常に俺を満たそうとしてくれる。
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『ジミンオッパ〜アイス食べたい！』
JM｢買いに行こっか｣
『うん！』
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俺のことをジミンオッパと呼んですっかり懐いている、というよりもう同い年の友達みたいなジニちゃんは夏になるといつもそうやって家に転がりこんできた。
その回数は、無くならないまでも
高校生になってからすごく減った。
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TH｢ジニ帰るぞー！！今日はハンバーグだって！｣
『ほんとにー？！やったー！！』
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『ジミンオッパ！』
JM｢ん？忘れ物？｣
『うーん…そんな感じ！笑』
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兄について帰りかけて俺に振り向いて、
駆け寄ってきたかと思うとぎゅっと抱きついてきた。
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『ジミンオッパ大好き！またね！』
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…
あの時は中学生だったかな。
ちょうど思春期だというのに躊躇うことなくそんなことをするもんだから、いつも俺はドキドキしていた。
もちろんそれはジニちゃんは知らないことだけど。
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俺はずっとジニちゃんのことが好きだった。
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今思えば、思春期特有のものだったかもしれない。
それでも俺はジニちゃんを見るたびにドキドキしてしまって、他の人には持たない感情を持つようになっていた。
仲良しな年下の女の子に恋するなんてマンガみたいだし、きっとよくあることだと思って密かに恋をしていた。
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あの日までは。
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TATA - ひゃああ！禁断の恋…いいですね。。。秘密を作ってしまった…///更新頑張ってください！楽しみにしてます♪ (2018年1月7日 2時) (
レス) id: 3eb11bc07c (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 切なくて胸が痛いです…。更新のペースも早いので、毎日ドキドキしています！続きがとても気になります。楽しみにしているので更新がんばってください。 (2017年12月28日 19時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - alexandrite_bbcさん» よくお見かけします！嬉しい限りです( ; _ ; )褒められと頑張れる単純なので頑張ります！ありがとうございます(^^) (2017年12月8日 16時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - そぬさんの作品全て読ませていただいております(*^ω^*)全部とてもおもしろくて泣けて内容が濃くて、惹き込まれてしまうお話でした！ジミンちゃんのお話とこちらのお話と同時進行で大変だと思いますが応援しております！ﾌｧｲﾃｨﾝ!!( *^艸^) (2017年12月8日 11時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - MAICIMU☆さん» ありがとうございます！一人でも楽しみにしてくださったら頑張れます！ありがとうございます( ; _ ; ) (2017年12月4日 17時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そぬ
| 作成日時：2017年11月26日 17時
