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朝7時
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先生「おはようユンギくん、ユナちゃん」
『おはようございます』
先生「ユンギくんはこれから移動するから、荷物はこれかな？じゃあ…」
「先生」
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先生の向こうから、朝ごはんを持ってきたイムさんがやってきた。
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看「朝ごはんはここで食べさせてあげましょう」
先生「…そうだな。よし。じゃあまた来るから、準備しておいてね。」
YG「はい」
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イムさんがどうしてそう言ったかは
その場の全員がわかっていた。
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目の前に置かれたお盆。
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『あれ、』
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いつも地味なメニューなのに今日は華やかだ。
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看「ユナちゃん、今日誕生日でしょう？おめでとう！」
『あ…』
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そうだった。
自分の誕生日を忘れるなんて、そんなことある？笑
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看「じゃ、また来るわね」
『ありがとうございます』
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イムさんが帰っていって
今の自分とは正反対な、華やかなご飯に視線を落とす。
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『ユンギく〜ん、ねぇ』
YG「ん」
『今日私誕生日なんだけど』
YG「よかったな」
『それだけ？えーもっと祝ってよ〜』
YG「駄々こねんな」
『ユンギくんのケチ、デザートくれてもいいんだよ？』
YG「断る」
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あぁなんで
涙も出ないんだろう
別れは近づいてるというのに
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笑顔で見送るべきなの？
素直に泣けばいい？
考えるほどわからなくなる。
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YG「なんて顔して食ってんだよ…」
『だって』
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結局は涙が溢れて、でも笑顔でいないとと思って笑ってるからもう、よくわからなくなった。
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Nights(プロフ) - 涙が止まりません。感動する話をありがとう。 (2022年2月18日 10時) (
レス) @page48 id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 号泣でした。笑 ユンギのひとつひとつの仕草が現実味があって、引き込まれました！ (2018年9月9日 16時) (レス) id: 4d7fe8c8a6 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 涙が止まらず、とても感動しました。 (2018年3月29日 14時) (レス) id: c4dd4894a4 (このIDを非表示/違反報告)
梨園(プロフ) - 涙腺崩壊しました....ほんといい作品です！！ (2018年2月8日 23時) (レス) id: 163936587c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜(プロフ) - これからの高校生活を大事に過ごそうと思いました。涙が止まらないです。ユンギ大好きになりました。笑 (2018年2月4日 14時) (レス) id: ab9fa132ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そぬ
| 作成日時：2017年10月21日 11時
