いちご王子様達をお助けしたら…？

ごこ ページ6

莉「あのー？」

しまった！またボーッとしてしまった！

「あっ！ごめん！話は聞いてたよ！よろしくね赤井！」

莉「ふふっ」

わっ…笑われた⁉

「今の面白かった？」

莉「あっ！ごめんなさ…ふふっ…ぼーっとしてる顔が…ふふふ…なんか面白く…ふ…て」

面白いはあまり嬉しくないー！

でも、赤井の言い方は嫌味に感じなくてなんか許せる！

「ちょっとー！ウチの顔そんなに面白いー？それより、赤井っ！」

莉「はい？」

「赤井はさー！せっかくだから、笑ったほうが絶対にいーよ！」

莉「えっ…」

あれ？顔が赤くなっちゃった？

それにしても勿体ないなー

笑った時にちらっと見えた眼鏡の奥の顔

すごい綺麗な顔立ちしてるのに

なんで前髪と眼鏡で隠しちゃうんだろ…？

「ねぇねぇ赤井ー、なんd(キーンコーンカーンコーン

なんかデジャヴ‼

莉「そういえば次体育だったような…？」


「あーーーー！忘れてたー！」

莉「ビクッ」


とりあえず急がなきゃ！

とりあえず赤井の腕を掴んで更衣室まで急ぐ

これもなんかデジャヴ！

莉「なんかデジャヴですね！」

「私も同じこと思ってた！」

なんか心が通じ合ったみたいで嬉しいな

in更衣室

よし着替えバッチリ！

授業10分過ぎてるけど…

まぁなんとかなるか‼

赤井は大丈夫かなー？

様子見に行こうかな

コンコンっ

「赤井ー？入るよ？」

ってよく考えれば、赤井以外に他にも人がいたら割と問題かも…

って

「赤井！まだ着替えてないの⁈時間ないよ」

莉「じっ実は体操着がなくてっ！ちゃんと忘れずに持ってきたんですけど…」

さっきの先輩の絡みといい

もしかしてだけど

「もしかして、クラスの子に隠された…とか？」

やばい

赤井が傷つくかも…

莉「多分…そうだと思います…僕のことはもういいので、姫木さんは先に行ってください」

そんな悲しそうな顔されたらっ…

「赤井！ちょっと待ってて！」

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