二十一話 ページ23
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大和守「あぁっ！もう！みんなして酷いよ！」
一人、残ったカードを机に置き喚く大和守。
加州「まぁ、上がろうとしている人がいたら普通止めるよねー」
そう私の方を向きながらそう言う加州に私も「ねー」と微笑みながら乗る。
歌仙と切国は今日の夕餉の話をしているため、この話に入ってこない。
切国「肉がいい」
歌仙「肉料理か...具体的にどういう料理がいいんだい？」
切国「肉ならなんでもいい」
とがっつり肉を推薦する声と若干困っている声が聞こえた。
切国...肉食なんだな...肉ならなんでもいいって...
内心呆れながら未だに項垂れている大和守の肩にぽんっと手を置く。
「まぁ...次、勝てばいいじゃないか」
だからそんなに気にするな。
そう声をかけると、大和守は不満気な顔をしながら口を開いた。
大和守「...そう言ったって、今ので終わりでしょ？」
加州「そうね、時間的にもう一回！、とは行かないしねー」
「...確かに、そうだね」
もう残り二分しかないため、二回戦は難しいだろう。
だから、また今度皆でUNOをしよう。
そう言い、私は大和守の頭を撫でる。
...今回、時間が足りなくなったのは、カードを沢山取る事になった大和守が頑張って勝とうとしたからだ。
私なら諦めて負けを認めていただろうなー、と思いながら頭を撫でていると、大和守が此方を見て「約束だよ！」と笑顔を浮かべた。
「ああ、約束」
運動会の次の日でもいいかな？
流石に運動会中には出来ないからね。
そう言うと、「うん！いいよ！」と元気な返事が返ってきた。
大和守「清光もだよ！」
私から目線を加州に向け、にっこりと笑顔を浮かべそういう大和守。
加州は突然話を振られ「えっ、俺も？」と驚きの声を上げたが、大和守の笑顔を見て観念したように「...分かった」と言った。
大和守「和泉守と堀川も誘おう！」
そう言い、今にも走り出しそうな大和守を加州は羽織を引っ張り止める。
大和守「わっ！あぶなっ...いきなり何、清光！！」
加州「和泉守と堀川を誘う前に、オセロのこと忘れてるでしょ。」
もう移動する時間になってるんだから、誘うのは後にしてね。
大和守「そっか、次は違う場所だよね...またね、山姥切さん！」
そう言う大和守に私も手を振り、加州にも一言声をかけ五番席に向かって歩みを進めた。
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みほ(プロフ) - 柚々々澤さん» てぇてぇ気持ちになって頂けて良かったです…！最後までお付き合いありがとうございました！ (2021年8月2日 7時) (
レス) id: 2712d1091d (このIDを非表示/違反報告)
柚々々澤(プロフ) - とっってもてぇてぇでした…。素敵な作品をありがとうございます…！！更新お疲れ様でした！ (2021年8月1日 15時) (レス) id: 178133bf5a (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 青葉さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！！最後までご閲覧ありがとうございました！ (2021年8月1日 8時) (レス) id: 2712d1091d (このIDを非表示/違反報告)
青葉(プロフ) - 更新お疲れ様でした。とても素敵な作品をありがとうございました！ (2021年7月31日 13時) (レス) id: d8f38b547d (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 花の都さん» コメント遅くなって申し訳ありません...！！思いついたものを即興で書いているのでごちゃごちゃしているところがあるかもしれませんが、これからも頑張ります...！！ (2021年4月1日 14時) (レス) id: 2712d1091d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ | 作成日時：2019年4月20日 11時
