鬼の子【ツイステ】【鬼滅の刃】 (ページ32)

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温情プリンシパル！ページ32

クロウリー「しかし。」

『何だ？』

クロウリー「闇の鏡に選ばれなかった……しかもモンスターの入学を許可するわけにはいきません。ユウさんとAさんについても，元の世界へ戻るまでただ居候をさせるわけにはいかない。」

なるほど。つまり，居座せるかわりに代償が何かあると言うこと。悪い事を考えるニンゲンだ。

グリム「なんだぁ…ぬか喜びだゾ…」

ユウ「本当だよ…」

クロウリー「まあ，話は最後まで聞きなさい。ユウさんとAさんの魂を呼び寄せてしまったことに関しては闇の鏡を所有する学園にも責任の一端はある。とりあえず，当面の宿についてはここを無料でご提供します。ですが，衣食住については自分で支払っていただかねばなりません。」

『それで？私達はこれから何をすれば良いんだ学園長？』

クロウリー「そうですね…。手ぶらの貴方達が差し出せるものと言ったら…ふふ，そうだ。こうしましょう。」

ユウ「ごくり…」

クロウリー「そんなに身構えなくても，学園内の整備などの雑用をこなしてもらうだけです。ユウさんとAさんは見たところ掃除の腕はなかなかのようですし，Aさんは女性の方なので料理出来そうですし，ひとまず3人１組で【雑用係】はいかかです？そうすれば特別に学内に滞在することを許可してあげます。」

『ほぅ。面白い！』

ユ/グ「えっ…」

クロウリー「元の世界に帰るための情報集めや学習のために図書館の利用も許可しましょうす。私，優しいので。ただし仕事が終わってから，ですよ。」

グリム「ええ～！？そんなのいやなんだゾ！オレ様もあのカッケ～制服来て生徒になりたいんだゾ～！」

ああ，そうか。グリムは大魔法士になりたくてこの学園に来たんだったな。

クロウリー「不満ならば結構。また外に放り出すだけです。」

グリム「ふな゛っ！？わ，わかった！やればいいんだろ，やれば！」

『とても楽しみだ。』

ユウ「しかたない…」

クロウリー「よろしい。では3人とも。明日からナイトレイブンカレッジの雑用係として励むように！」

これから，楽しい日々が続くみたいです。神様…