ドラコマルフォイ２ (ページ4)

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ドラコside

かれこれ、家に戻ったのは１時間後だった。

テーブルはシワひとつないクロスで覆われていて、飾り付けも済んでいた。

ナルシッサ:あら、おかえり。たくさん採れたわね。そしたら、テーブルの花瓶にバランス良く入れてちょうだい。

A:はい！

ナルシッサ:終わったら、６時までは好きなことをしてていいわ。時間になったら、メイクやドレスをセットするから部屋にいてちょうだいね。

ドラコはいつも通りレコードを選んでおいてちょうだい。

曲選びは毎年の恒例だった。

我が家には数千ものレコードがあり、そこから100枚ほど選ぶのだ。

ドラコ:僕はレコード部屋に行ってくる。

A:うん！わかった！私は部屋でなんかしてるね！

Aと別れてレコード部屋に向かう。

部屋に入ろうとした時、父上に呼び止められた。

ルシウス:ドラコ、今日は初めてダンスを披露する日だな。相手はAちゃんか？

ドラコ:そうです。

ルシウス:もう言ったのか？

ドラコ:まだです。なんと、言っていいか．．．．．。