似てないね。51 ページ1
『じゃ、先行くわ！また後でね、出久！
いってきまーす！』
出｢うん、後でね。｣
母｢気をつけてね、行ってらっしゃい！｣
玄関を閉めて、家を出る。
昨日の相澤先生に話したこともあってか少しスッキリとした気分だった。
目元は少し腫れてるけどね…
(昨日、母さんと出久にどうしたのって質問攻め食らったんだけどうまく誤魔化した。)
『行くか。』
勝己と待ち合わせしている公園に向かう。
怪我のせいか少しフラフラする体を上手く動かす。
いくら包帯が巻かれていても、流石に痛い。
『っ！…うわっ！？』
何故かグレーチングに足を引っ掛けてしまった。
転ぶと思って、思わず目をつぶる。
ｶﾞﾊﾞｯ
だけど、きた衝撃は痛みなんかではなく少し硬い胸板に当たる感覚。
爆｢……っぶねぇな。何してんだよ。｣
『……勝己、なんでここにいんの？』
そうだ。いつもなら公園で待ってるはず。
そんで、おせぇんだよカス！とか罵声を浴びせられる。
｢あ？お前みてーな怪我人、1人で歩かせたら今みたいな事になんだろーが。車にでも引かれたらどうするつもりじゃ、このボケ。つか、メール送っただろーが…！｣
『……へ？メール？』
ズボンのポケットからスマホを取り出せば、確かに そっちに行くから待ってろカス って入ってた。
『ごめん、気づかなかった。
ありがとな、勝己。』
爆｢……ﾁｯ｣
お礼を言ったと同時にそっぽを向いた勝己。
『いや、なんで舌打ち！？』
そう言って、顔を覗き込もうとすれば、
｢うっせ！こっち見んじゃねぇ！死ねっ！｣
って顔を手で隠された。
なんだかんだで、ゆっくりでしか歩けない私にペースを合わせて学校に向かう。
｢そう言えばお前、あの野郎と仲良いんか？｣
『あの野郎って誰？』
｢紅白頭｣
『あー、焦凍のこと？』
｢名前で呼んでるんか？｣
『うん、まあ。
……焦凍、苗字が轟っていう車3つ書く漢字でさ。ほら、俺頭悪いから最初読めなかったんだよ。
そしたら、呼びづらかったら下の名前でいいって言ってくれてさ。』
｢別に轟って読めてんだから苗字でいいじゃねーか。｣
『…いや、だって……ﾊｧ…まあ、いいや。
それで？焦凍がどうかしたの？
俺はふつーに仲良くしてるつもりだけど。』
｢……なんでもねーよ。｣
その後は世間話とかして学校に着いた。
あいつ、焦凍に恨みでもあんのかな？
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レイ - 続きずっとまってます！ (2021年9月2日 15時) (
レス) id: 5c7d476a21 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 サブ - 続き楽しみ！！！！頑張って待ってます！！！ (2019年5月1日 21時) (レス) id: 7e8f63469d (このIDを非表示/違反報告)
豆花 - 続き、何年先でも待ってます!!更新頑張ってください！ (2019年3月31日 12時) (レス) id: 9cf03f9072 (このIDを非表示/違反報告)
彩夏(プロフ) - 続き楽しみにしてます。更新頑張ってくださいね。 (2018年8月28日 1時) (レス) id: 9de5959b87 (このIDを非表示/違反報告)
真龍(プロフ) - 面白すぎてヤヴァイ！！！！！（語彙力、、、） (2018年8月16日 23時) (レス) id: cad0db13a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KRT x他1人 | 作成日時：2018年6月20日 21時
