似てないね。28 ページ28
だけど、勝己は止まりそうもない。
そうわかった瞬間＿＿
＿＿体が勝手に動いていた。
この後どうなるかも考えず、ただひたすらに出久に来る攻撃を受けようと必死だった。
その結果、出久を庇い背中に勝己の大爆発を食らった。
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
『本当に…すいませんでした。』
リカバリーガールに頭を下げる。
無茶を承知で突っ込んだのがいけなかった。
きっと、余計な迷惑をかけてしまったことだろう。
本当に申し訳ない。
リ｢顔を上げな…、全く…。次からは気をつけなよ。一応女の子なんだしさ。
兄貴が大事ってのも分かるしね……
にしても…、なんで止めなかった！オールマイト!!｣
『……え？』
驚いて顔を上げれば扉からこちらを除く、ヒョロヒョロ姿のオールマイトが。
いつからいたんだ……。
その後、治癒を施してもらい部屋を出た私だったが、オールマイトは説教を食らうはめになっていた。
出久もまだ目が覚めていない様子。
私のこともだが、主に出久の事で怒られていた。
ONE FOR ALLについてがメインだろうけど。
教室に向かう途中でネズミさんに呼び止められ、校長室へ連れていかれた。
｢さあ、入って！｣
扉を開けられ失礼しますと言って入室する。
ネズミさんの前の席に腰をかけるよう言われ座った。
『あの…えと、…失礼なことを承知で聞きますが、ど、どちら様で……？』
｢僕？あ、そっかぁー。まだ1年生には顔見せてなかったよね！僕は、校長さ！！｣
ん？え、今、校長っていった？
この、ネズミさんが？
｢声に出てるよ！｣
ﾊｯと自分の口元を抑える。
またやってしまったのか！
『す、すみません……ちょっとびっくりしちゃって。……いい毛並みですね。』
ふわふわしてそうな毛並み。
ぜひ触らせていただきたい。
｢君は大分、話が飛ぶ子だね。まぁいいさ！
それで今回呼んだのは、君の性別についてだ！｣
『えっと、……？』
｢君が女の子ってことは、学校側では僕とリカバリーガール、相澤くんとオールマイトとか他にもごく一部の人間だけが知ってる。
これからも、男として生活するかい？｣
正直、男として生活するのにも限界があるし、出久の為とは言えそこまですることはない。
そういうことを言いたいのだろう。
今回の様に怪我をすることがあるなら尚更。
でも、私の答えは変わらない。
『はい。俺は男としてこれからも過ごします。』
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KRT(プロフ) - 七海さんご指摘ありがとうございます (2018年7月8日 11時) (
レス) id: 2cb083a687 (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 反比例‥？反対じゃないんですか？？ (2018年7月8日 11時) (レス) id: 497f6be280 (このIDを非表示/違反報告)
KRT(プロフ) - 雪音さんコメントありがとうございます！はい！これからも頑張るのでよろしくお願いしますm(*_ _)m (2018年6月20日 20時) (レス) id: 2cb083a687 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 初めまして。KRTさんの作品、どちらも読ませていただいてます！頑張ってくださいね！ (2018年6月20日 19時) (レス) id: 28796d4546 (このIDを非表示/違反報告)
KRT(プロフ) - ぽてとふらいさんコメントありがとうございます！ はい！これからも頑張るのでよろしくお願いします！ (2018年6月6日 21時) (レス) id: 2cb083a687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KRT | 作成日時：2018年5月26日 22時
