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海岸のゴミだまり。
そこは私のストレス発散をする場所。
最近は来てなくて、たまにはトレーニングがてら行くか！って思ったのが事の発端。
『……。』
出｢……。｣
｢……。｣
目の前には、車を押そうとしている出久とそれを指導しているひょろひょろの男性。
てか、その男の人なーんか見た事あるような……
『……出久、何してんの？……てか、どちら様？』
ひょろひょろの人の方に目線をやれば急にオドオドし始めた。
？｢い、いや、！？あのわ、私は、！そう、あのあれだよ！！そうあれ！｣
『いや、どれだよ。誤魔化すの下手かよ。
てか、
＿＿オールマイトに似てない？』
ピシッと固まる2人。
ふざけんな。何年アンタのファンやってっと思ってんだ。若干雰囲気あるよ、髪が。
出｢……あの、えっとね。こ、これはその……。｣
私とオールマイトと思われる人物を交互に見ながら応えようとしている。
オールマイトと思われる人物が落ち着くように息を吐いたあと話し出した。
｢……緑谷少年、君が話していた妹さんかな？
もし、話したいのであれば構わないよ。
緑谷少女よ。口はかたいかな？｣
『……多分、ですけど。時と場合と人によります。』
｢人によるって……。まぁいいよ、私はオールマイトだ。『マジでか。サイン下さい。』うん、それは後であげるから。『ありがとうございます。』うん、続きいいかな？実は私の個性を彼にさずけようと思っている。｣
『さずける？個性を？出久に？出来んの？？』
｢んーはてながおおいな。そういう事。その為にはそれに合う器が必要なんだ。だから＿＿｣
その後、全てを聞いた。
出久がオールマイトに助けられた事
出久が勝己を助けようとした事
個性を貰うために努力し始めた事など。
それで最近勝己大人しかったんか…。
どの話も合致した。
『なるほど。私はこれからそれを黙ってればいいんですね。』
出｢……うん。あのさ、お、怒ってないの？｣
怒る？なんで？
『なんで怒んのさ。元々は私が全部出久から奪って生まれてきたようなもんなんだよ？それでも挫けずにヒーロー目指そうとしてる実の兄貴の努力を、なんで怒んなきゃなんねーんだ？むしろ嬉しいけど^^』
これは本音。
元々は私が、悪いと思う。
私が居なかったら、出久は両親の立派な個性を持ってヒーローを目指せたことだろう。
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KRT(プロフ) - 七海さんご指摘ありがとうございます (2018年7月8日 11時) (
レス) id: 2cb083a687 (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 反比例‥？反対じゃないんですか？？ (2018年7月8日 11時) (レス) id: 497f6be280 (このIDを非表示/違反報告)
KRT(プロフ) - 雪音さんコメントありがとうございます！はい！これからも頑張るのでよろしくお願いしますm(*_ _)m (2018年6月20日 20時) (レス) id: 2cb083a687 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 初めまして。KRTさんの作品、どちらも読ませていただいてます！頑張ってくださいね！ (2018年6月20日 19時) (レス) id: 28796d4546 (このIDを非表示/違反報告)
KRT(プロフ) - ぽてとふらいさんコメントありがとうございます！ はい！これからも頑張るのでよろしくお願いします！ (2018年6月6日 21時) (レス) id: 2cb083a687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KRT | 作成日時：2018年5月26日 22時
