検索窓
今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:37,688 hit

夜の報告会 ページ10

私はケータイを片手にベッドで休んでいた

〜♪

オーケストラの演奏がメールが届いた事を知らせる
曲名は天国と地獄
この着メロは1人にしか使ってないのですぐにケータイを開く

――――――――――――――――――――
From 赤羽業
題名 お疲れ
本文 今からAん家行くから
準備しといて
――――――――――――――――――――

なんだと?
あまりの驚きで固まると、玄関のチャイムが鳴った

「Aーー!あけてー!」
「うーあー分かったからドア叩くのやめて!」

ガチャリ
扉が開くと同時にカルマが入ってくる

「来るならもっと早く連絡してよ…」
「しようかと思ったんだけどねーどうせならびっくりさせようかとおもったからさー」

器用に片足でドアを閉め、ニヤニヤと返してくるカルマの足に軽く蹴りを決めた
痛い痛いなんて言うカルマもどこか、このじゃれあいを楽しんでいる節がある

慣れた足取りで2階の私の部屋に来ると立ち止まり、私を待つ

「A早くしてよ」

カルマは私の部屋に入るとき絶対に自分から入っていかない
きっとカルマなりのルールだとは思うが勝手に入れば良いのにと思う

ドアを開けて、私はベッドにカルマは勉強机についている椅子に腰かける

「でさ、どうだったの?」
「なにが」
「いや、記念すべきE組初登校」

無関心を装ってはいるがなんだかんだでカルマも心配してくれていたらしい

「別にー皆いい人たちばっかりだったし、楽しそうだよE組」

今日一日を振り返り思い付く出来事を話す

「女子とは一緒にお昼食べたし、男子は面白そうな人がいたよ」

前原君を思いだし苦笑する
磯貝君とは今度もっと話そう


「へー…どんな話ししたの?」
「そりゃ、好きなひt…」

あ!しまった私彼氏をカルマって言っちゃったんだー
恥ずかしさと気まずさで背中に冷や汗が流れる

「ふぅん、好きな人の話か〜」
「!え、あ、いや、その…」

言えない!カルマを彼氏だって紹介ちゃったーなんて言えない!
あわあわと慌てる私を笑顔で見つめるカルマ

「確かAは彼氏いなかったよね〜さて、誰の事を言ったのかな〜?」

ジワジワと近寄ってくるカルマ
必然的に私は後退せざるをえない

とはいえ、所詮はベッドなのですぐに逃げ場は無くなった

「ねえ、Aは誰が好きなの?」

カルマは私をベッドの端に追い詰め、静かに囁く



(うわぁぁぁ!どうしよ…)
(Aに彼氏か…)

絶体絶命?→←張り切っていきましょう!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
66人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業 , トリップ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シホ−てるてる - あきさん» 杉野の打ち間違えじゃないですか・・・? (2017年3月31日 15時) (レス) id: 5bc1cdf49d (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 触手ってちょっとアレだよね…、の前野って誰ですかね…? (2015年10月6日 21時) (レス) id: 937dfc3573 (このIDを非表示/違反報告)
愛実(プロフ) - おもしろいですね! (2015年4月5日 15時) (レス) id: 0e18218d9b (このIDを非表示/違反報告)
兎月(プロフ) - 菊乃碕さん» ありがとうございます笑 (2015年1月14日 19時) (レス) id: ee3785e477 (このIDを非表示/違反報告)
菊乃碕(プロフ) - 更新楽しみにしてまちゅね。 (2015年1月14日 18時) (レス) id: 99ddfdd02c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:兎月 | 作成日時:2014年7月1日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。