あいつらの為に自分を売った私を褒めて欲しい ｔｈｅ ｓｅｃｏｎｄ【東京リベンジャーズ】

○第五十二話 ページ11

「彼女は、そう言ってくれたんです、、、

私達が断っても、入院費などの件で、受け入れてもらえるまでどきませんって、、、

ほんとうに払ってくれたんです、、！
とても日数が長くてお金も治療費もかかるのに、とてもいい治療コースを選んでくれて、

娘は、、、意識を、取り戻したんです。
毎日毎日ひどい怪我をしていたのに、自分のことを後回しに、して、、、
御見舞にっ、来てくれたんです、
今日、退院なんですっ！
お兄さん！妹さんはっ！どこにいるんですか？！

お礼をさせてください、、、」

ドラケンは気づいた。
場地が、あいつを庇ったこと。
兄貴達が勘違いだと言ったこと。

Aは、裏切ってないんじゃねえか？

「お父さん、落ち着いて聞いてください。

今、妹は瀕死なんです。
呼吸も脈も浅い。集中治療室にいるんです」
蘭が言う。
今のAの容態に絶望した。
俺らは何てことをしたんだ。

「かっ！彼女に誰がそんな事をしたんだ！！！

娘といい！誰だ！？お前らだろ？今回は！！」
男性が俺達を指差す。
そのとおりだ。俺らがあいつを追い詰め、今回の抗争で、半殺しだった。
「お兄さん、、、！

病室を、教えて下さい、、、私達にできることなんて、限られているんです。
せめてもの、お礼をまた彼女が起きたらしたいんだ、、、」
場地も口を開く。
「俺達も、、、！」
「お前らはだめだ。

んで、殺しかけたてめえらに教えるんだ？
んで、いい人面か？黙れよ。


あいつからの伝言だ」

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