俺達の朝 ページ1
渡辺side
「行ってきまーす。」
渡辺母「翔太ご飯は？」
「Aんとこ。今週俺が当番。」
渡辺母「あーそっか、はーい行ってらっしゃい〜」
今日から新学期を迎える俺は出発時刻の1時間前には準備を済ませ、家を出る。
エレベーターに乗って向かうのは一階のロビーではなく2つ上の階。一ノ瀬の表札が掛かった606号室。
「お邪魔しまーす」
玄関を開けると手慣れたようにリビングに上がる。
「まいちゃんおはよう」
一ノ瀬母「おはようー！え、あ、今日翔太だっけ？
辰哉だと思ってスクランブルエッグにしちゃった！」
「え？まじ？目玉焼きじゃないの…テンション下がんだけど」
ダイニングテーブルにはスクランブルエッグ、ベーコンなんかがのったワンプレートのお皿が3人分用意されていた。
…あれ？
「まいちゃん今日朝飯食うの？」
一ノ瀬母「昨日、蓮が泊まりにきてたから蓮の分ー」
あーなるほどねー
一ノ瀬母「あ、時間やばい…もう行くね！！翔太任せた！」
そういうと大きなキャリーバッグを手に慌てて出て行くこの家の家主。
…今回の出張も長そうだなー
俺は1時間早く起きた目的を果たすため
自分の部屋がある場所と同じ場所のドアを開いた。
「おい、A起きて、朝。」
ベットに横たわる男女。
『んー、しょう、た、？』
声をかけると眠たそうに目を擦りながら、起き上がった裸の女の子。
…はぁ、
「目黒、服ぐらい着せてやれよ風邪ひくだろ？」
隣のコイツは目黒蓮506号室の住人。
俺の一つしたの高校2年生
「ほら、さっさと手通せ」
野郎はほっといて机に置いてある制服を彼女に着せる
そう、俺が朝早く起きたのは何を隠そう
うちの紅一点、一ノ瀬Aの面倒を見るため。
忙しいこの家の家主に変わり
同じマンションに住む俺ら9人の幼馴染が
週替わりで彼女のお世話している。
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らら(プロフ) - 発作で倒れて１０人に助けられるっていうお話も作成して欲しいです。 (2021年7月8日 21時) (
レス) id: 2a01586afc (このIDを非表示/違反報告)
ココア - くまさんの全部作品大好きです。阿部ちゃんかわいすぎて、でも男をみせてくるあたりキュンキュンしました！次は康二くんですか？更新たのしみにしてます！お体ご自愛下さい (2021年6月11日 16時) (レス) id: 304ef14510 (このIDを非表示/違反報告)
あ に す . ? ?(プロフ) - 好きすぎます (2021年6月2日 18時) (レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ririri(プロフ) - めちゃくちゃ更新が待ち遠しいです！ (2021年5月30日 23時) (レス) id: adfb5aeadb (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 今まで読んできた中で1番更新が待ち遠しいです！ (2021年5月30日 19時) (レス) id: 49c39a7e51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くまくん
x他1人 | 作成日時：2021年4月22日 5時
