変なクスリ ページ20
深澤
音楽の収録後、楽屋に帰ろうとしていると、
慌てた様子のなるちゃんが声を掛けてきた。
成瀬「ふっかさん！！！ちょっといい！！？」
「お、？どうした？」
照じゃなくて、俺に話しかけるなんて珍しいな…？
岩本「なる？大丈夫？」
照が心配そうな顔してる。
成瀬「こっちきて、」
「え？」
照が話かけてんのにそれどころじゃ無いのか
俺の腕を引っ張って人気のないところに連れてく。
「…ちょ、まじ、どうした？？」
こんな強引ななるちゃん初めて。
成瀬「ももがね、楽屋に置いてあったジュース飲んだんだけど、それ飲んでしばらくした後、顔真っ赤にして熱いって服脱ぎたいって苦しがっちゃって…。ラベル剥いでないし1本だけしか無かったしおかしいなって思ったんだけど、、。」
めっちゃ早口で話すなるちゃん
すごいな、噛まずに…。わら
いやいや、そこじゃない、
顔真っ赤、熱い…、？あ、まさか…？
「…それってもしかして、あっち系盛られた？」
成瀬「…多分、そうだと思う…。
幸い、味が変とか言って少量しか飲んでないけど…」
んー。早く佐久間呼びに行ったほうがいいかなー、
アイツまだ楽屋にいたっけ？
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作者名：くまくん
| 作成日時：2021年3月31日 21時
