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Aside
それはあの頃と全然変わらない笑顔。
『…あぁぁ゛っ！」
その顔が頭にこびりついて消えない。
泣き喚く私の上で名一杯広角を上げる
この顔が頭から消えてくれない。
「なぁんで忘れちゃうのA。
絶対忘れないように、
その身体にいっーぱい俺のこと刻み付けたのに。」
…っ
彼の声を聞くだけで頭がギリギリ痛む。
激しい頭痛に襲われ、頭を押さえた。
「佐久間のことがどれだけ辛いのか知らないし、
興味ないけど、
だからって勝手に記憶改竄して
俺たちの大切な思い出消しちゃダメでしょ。
お前は何でも佐久間が1番じゃないとダメわけ？
全感情アイツに向けんなよ。」
ムカつくなぁ。なんて俯く私の顎を掴む。
「A、俺悲しかったんだよ？
再会して、Aは俺から逃げたり嫌悪感を露わにしたりはするけど、その理由って言う肝心なところをはまるっきり覚えてないんだもん。
俺たちの一年間はそんなに薄かったのかって。」
まだ…俺が足りなかったのかな。そう笑ってさっき拭った赤い血液を私の下唇に擦り付ける。
「ねぇ、足りなかった？」
『…たすけ、さくまっ、』
「はぁ、ほんと成長しないね？
そう言って佐久間が助けに来てくれたことなんてあった？ないでしょ？」
『…いやっ、！、！』
「なぁんでよ、今朝まで俺の体温感じてAちゃんあんなにほっとした顔してたじゃん」
『…ちがっ、っ、』
「うんん。違わない。
お前は俺が恋しくなっちゃうんだよ。
無意識に俺を感じたくて俺を求める。
Aちゃんの身体が本能がそうさせるの。」
だって…そう言いながら、まるで口紅を塗られたみたいに真っ赤になった私の唇に口付ける。
「…キスもセック スも
Aの初めてはぜんぶ俺だもんね？」
『…ぁ、ぁ、ぁ、いや、ちがっ、゛、』
「はは、残念。
どんなに首振って否定したところで全部事実だから。
身体はあの頃の俺を覚えてるでしょ？
それも無理矢理なんかじゃないからね？わら」
『うそっ、つき、あんなの、むりやり、』
「えー？どこが？
俺を受け入れるためにあんなに濡らして、脚広げておいて、これのどこが無理矢理なの？
どう考えも合意でしょ？わら」
『…っんぅっ、』
「その俺を軽蔑する目いいねぇ、唆る。
その顔も何もかも全部俺のものにする。
もう、逃したりしない。
Aちゃんはずっと俺のものだから。」
.
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masako621214(プロフ) - 佐久間担なので久しぶりに佐久間くんが出てきて嬉しいです！優しい佐久間くん(酷い男だけど)と幸せになって欲しい…更新を楽しみにしています。 (2021年9月26日 6時) (
レス) @page43 id: de124b659c (このIDを非表示/違反報告)
君の指になりたい(プロフ) - この作品のふっかさんの狂愛なら全然受け止められるって思える作品に出会えてしまってとても好きです。素敵な作品を提供していただきありがとうございます！🥰 (2021年9月23日 21時) (レス) id: 04df186495 (このIDを非表示/違反報告)
イブ(プロフ) - ふっかに落ちた好きだ (2021年9月21日 17時) (レス) @page41 id: d7ecb85cf0 (このIDを非表示/違反報告)
たぁ(プロフ) - 紫さん怖いけど深い愛で愛してくれちゃってるから主人公幸せにしてやってくれな気持ちになってきました (2021年9月19日 23時) (レス) id: 368a44050c (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - 紫さん怖いけどなんだろ？応援しちゃうのは…。更新楽しみにしています！！ (2021年9月19日 22時) (レス) id: 731902e321 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くまくん
| 作成日時：2021年8月9日 10時
