本当の出会い ページ39
Aside
なるの言葉にあの時のことを思い出す
あれは、10年前、私が16歳の時…
__________＿__________
成瀬「なんでですか！？そんなの、嫌だ！！」
社長「1回だけだから、な？？」
まだ名も知られてない私たちに
少しでも名を売るため事務者が提案したのは、
"グラビアの仕事"
今でこそ下着や水着の仕事には慣れっこだけど
この時の私たちにとっては一大事だった。
私たち中でも、
大人びていたなるがその仕事に抜擢された
成瀬「絶対無理です、できません…」
なるは泣きながら訴えるけどそんなこと
事務所が許してくれるはずもない。
社長「一丁前に仕事を断るな！！！
売れるためだったら
使える武器はなんだって使うんだよ。
とにかくこれはもう決定事項だからな！！
従えないならクビだ。」
案の定きつい言葉を叩きつけられる
なるは当時15歳、まだ中学生。
大勢の人の前で裸同然の姿を見せるなんて、
そんなの怖いに決まってる。
私も例外ではない
でも、「嫌だ、嫌だって」
泣きじゃくるなるを見て見ぬふりするなんて
出来なかった
『あの、私がやっていいですか？』
成瀬「…え？」
『水着きて写真撮るだけでしょ？
私、全然平気です！
それに…
なるより私の方が色っぽい自信あります！！」
社長「お前が？
色っぽい自信あるってなんだよ笑
現役高校生か……
まぁ、いいよ別に」
社長は渋々了承してくれた。
『ありがとうございます！！』
成瀬「もも、よかっ、たの？」
『うん！！私、実はセクシー路線目指してんの！
逆に変わってくれてありがとう！！」
私の言葉に安心した顔をする、なる。
うん。これで良かったんだよ、
なるが笑ってる。
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りっちゃん - 楽しく読ませていただいています！短編集なのですがパスワードを教えていただけると嬉しです。お願いします。 (2021年4月29日 22時) (
レス) id: a06175d049 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - Twitter怖くてできないや (2021年3月22日 8時) (レス) id: 9bae7bfea3 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ツイッターフォローさせていただきました。よろしくお願いします。 (2021年3月9日 23時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くまくん
x他1人 | 作成日時：2020年10月4日 1時
