独りの世界[約束のネバーランド] (ページ41)

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夕食前、３人は部屋に集まっていた

ノーマン「レイ、何かわかった？」

レイとAを怪しんでいたノーマンがAについて聞く

レイ「あぁ。あいつは知ってる」

エマ「…？え、なんの話？」

レイが答えるとノーマンはやっぱりと言う顔をした
エマは何も理解できなかったようだ

レイ「Aが秘密を知ってるって事だよ」

エマ「へー…て、えぇぇぇ！？」

レイ「うっせぇよ」

エマは話の内容を聞いたあと驚きすぎて叫んでしまった
レイによってすぐ静かにさせられたのだが

ノーマン「で、どこまで？」

レイ「ほとんど全部知ってるっぽい。それに関係してることなんだけど…協力して欲しいことがある」

レイは質問に答えたあと協力して欲しいことについて話し始めた

エマ「Aを…助ける！？」

ノーマン「Aの…恐怖心、から…」

レイの話に驚きはした２人だが反対意見は無かった

レイ「あいつは…１人で抱え込んで、どうにかしようとしてた。
自分の性格まで変えて…ほっとける訳無いだろ…」

レイが下唇を噛みながら悔しそうに言った

エマ「そう、だよね…大切な家族だもん
絶対助ける！」

ノーマン「うん、Aは僕らの家族だ
家族は助け合わないと！」

レイは前向きに行動をしていこうと言う２人を見て思った

レイ(お前も、ちゃんと愛されてるよ。A)

幼い頃のA

Aの性格

全てレイが鮮明に思い出せる大切な記憶の１つ

ガチャリ

突然部屋のドアが開く

３人「「「！？」」」

３人はママかと思い、驚いた

A「エマー？あ、いた…みんな、ご飯の時間だよー！」

レイ「A…ああ、今行くよ」

Aがご飯の時間を知らせに来ただけだった

ノーマン(これが…今の、A…)

エマ(今までも、無茶してたのかな)

そんなAを見て、ノーマンとエマは悔しかった

ノーマン「食堂に早く行こう。怪しまれる」

エマ「そ、そうだね」

－食堂－
ワイワイガヤガヤ

ノーマン「ねぇ、A」

ノーマンがAに声をかける

A「ん？なーに？」

ノーマン「今日は僕らと一緒に食べない？」

いつもママの近くで食事しているAへの誘いだった

A「うん！一緒に食べよ！」

(↓ぜひ読んでみて下さい↓
お城の中の子供達
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/435c2fa3774/)