独りの世界[約束のネバーランド] (ページ3)

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ー食堂ー

ママがAをつれて戻ってきた

エマ「Aおはよー！」

ノーマン「Aは相変わらずだね、おはよう」

レイ「おいおい、お前何歳だよ」

みんなそれぞれ「おはよー」と迎えたがレイはAの事を煽っている

それに対してAは…

A「みんなおはよ～、レイは何言ってるの？私11歳だけど…」

レイの煽りも見事にスルー
エマたちはいつも通りの光景に苦笑いだ

A「ねぇ、ママ？早く食べよー？」

このときみんなは思った

みんな(お前が遅かったんだけど？まぁ、Aだしな…)

そんな事は露知らずにこにこ笑っているAの言葉にママは笑って「いただきます」の挨拶をした

ちなみにAの席はママの隣だ
何故エマたちと一緒ではないのか
それはAが駄々をこねたからである

Aがママ大好きで甘えん坊なのは周知の事実

もちろんみんなもママが大好きだ

しかしAは甘えん坊
いつでもお構い無しにママにくっついている

だからご飯の時も、ママの隣が良い、ママと一緒じゃないと嫌だ、そう泣き喚いていた

そんなAを見るなりママはAの席を自分の隣にしてあげた

ママもママで、なんだかんだAには甘い
それが、Aがママの隣に座っている理由だ

A「ねぇ、ママ？食べさせてー」

ママ「いいわよ」

ほら、Aの要望にも一言で了承する

レイ「あいつ絶対ハウスから出ていけねぇよな」

レイは少し悩んだように言う

ノーマン「ママと離れるってなったら何しでかすか分からないからね」

ノーマンはノーマンで苦労をしているようだ

エマ「A、今日は一緒に遊べるかなぁ」

ノーマン「どうだろう、今日もママのところから離れないかも知れないね」

エマはAと一緒に遊べないことを残念がっている

基本Aはママにくっついている為、一緒に遊ばない

前にみんなと鬼ごっこをしていたのはいつだっただろうか…

Aがみんなと一緒遊ぶのはレイが鬼ごっこに参加するより珍しい

エマ「Aがみんなの事を嫌ってたりするわけではないんだけどなー」

ノーマン「今日も誘ってみよう、エマ」

今日もエマとノーマンはAを鬼ごっこに誘うようだ

レイ「あんまりしつこくするとまた泣くぞ、泣き虫なAちゃんが」