【刀剣乱舞】最強の御神刀。No.3

．64 ページ6

．64 ページ6
・


どうやら一期さんが引き離してくれた様で、彼の右手には江雪さんの腕があった。江雪さんは一期さんの腕を振り切ると、重々しく口を開く。

ただし、声は低温で


「･･･おや、貴方は･･･」
「江雪殿？ベタベタと･･･石丸殿に触らないで頂きたいですな」


目が笑ってない2振りは、睨み合っていた。


だが怖い、本当に怖い。2人の間に挟まれてる私は、まるで南極にいる気分だ。上を見てみても、2人はメンチを切っている。


だからそっ･･･と、控えめに声を掛けた。

「･･･一期さん？」

「えっ」

主命大好きなあの方でも驚きの機動力で、一期さんは私に頭を下げた。


江雪さん？何食わぬ顔で、
私の肩口に顔を埋めてます。 ←


・

．65→←．63

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す