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「ありがと、」
「・・・ぇ?」
ニコッと頬を緩めて、体を私に預ける彼女。
「いつも、ありがと。太郎さん」
朱底嬉しそうに微笑む彼女は綺麗で、
そっと目を閉じる彼女は幻想的で
私は胸が苦しいくらいに高なった。
何にしてのお礼か、
こんな事をするのは私だけなのか。
私を・・・、異性として見ていてくれるのか。
聞きたい事は山々だったが、己の胸に広がる暖かい存在が今は愛しかった。
例え異性として見られていなくとも、
例え彼女と結ばれなくても、
彼女を最後に守る刀として、側に居たいと思った。
「嗚呼・・・貴方がとても、愛しいです石切丸」
そっと触れる彼女の頬は滑らかで、そっ・・・と口をつけた。願わくば・・・彼女の側に。
「嗚呼・・・恋は、苦しい」
そっと内に潜める感情を、
いつ彼女に伝えられるのか。
それはきっと、もう少し先のお話
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みぃ(プロフ) - 続編待ってます!! (2022年10月12日 7時) (レス) @page33 id: d96d0d2565 (このIDを非表示/違反報告)
インマニエル - 続編頼む!!求めます!! (2021年2月21日 16時) (レス) id: b8bed17887 (このIDを非表示/違反報告)
K−ゆん(プロフ) - 続編待ってます!! (2018年12月24日 23時) (レス) id: bf2cb0af5e (このIDを非表示/違反報告)
りつ - 続編待ってます! (2018年1月13日 15時) (レス) id: 6c16128e2b (このIDを非表示/違反報告)
アザミ(プロフ) - 続編…待っています…… (2018年1月3日 1時) (レス) id: dd18b39158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星屑ホタル | 作者ホームページ:
作成日時:2016年1月16日 13時