ブラックとホワイト（１） ページ31
私の心を支配する真っ黒い感情
裕翔の周りにいる可愛い子たちに私なんかがかなうわけない、と分かってはいるものの、どうにも出来ないこの気持ち
『....嫉妬、してるの？』
羨ましい？ううん違う。
私が裕翔の隣に行きたいの。
私のためだけにアナタの隣を空けておいて欲しいの。
....こんなことを思ってしまう私は最低なのだろうか。
優子「A？どーしたの。行こ？」
そう優子に声を掛けられて、はっとする
『ごめんごめん、着替えよ〜』
更衣室に入り、メイド服を脱げばなんとなく開放感に包まれた
『...んーっ！なんか疲れちゃった』
優子「ふふふー」
私の隣には既に着替え終わった優子がいた
『な、なに？優子のその企んでる顔....』
優子「じゃんっ！これに着替えて！」
企みの優子に渡されたのは真っ白い...
『.....ウェディングドレス？』
優子「そう！今年のprince＆princess♡の特別ゲストとして出てもらいまーす！」
いやいやいや！！
『私、そんなの聞いてないよ！
....それにゲストなんて』
優子「何いってんの！
Aはうちの学校の顔なの！！！ね？！」
優子にぐいぐいと押し付けられたウェディングドレスは、私の感情とは正反対に真っ白で。
優子「とりあえず、それ来たら裏口通って体育館来て！」
そーいえば、優子は光から....
『優子は？行くの？』
ここは知らないふりして少し探ってみよう
優子「ん？行くよ！
なんかさぁ〜やおちゃんが来てって言うから。」
『そっか。わかった。着替えたら行くね！』
優子が、出ていった更衣室で1人。
ドレスと睨めっこ。
恐る恐る袖を通せば、驚くほどぴったりなそれ。
優子がちゃっかり置いていったベールもつけて
『...魔法、みたい。』
真っ黒な私の気持ちも晴らすように綺麗なドレス
ドレスを着れば、裕翔に対するモヤモヤを、忘れられる気がした。
『.....まぁ、光の男らしい告白でも見守るか、』
そう思いながら、私は体育館へと向かった。
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みるく(プロフ) - 七海さん» わわわ！ありがとうございます！！私にとって初めて裕翔くんをメインとした作品…不安ばかりだったのですが、そう言っていただけてとても嬉しいです！ましてや、裕翔担の方に言っていただけるなんて……(；；) 感謝でいっぱいです！！これからもよろしくお願いします！ (2019年2月18日 23時) (
レス) id: ec8235da11 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 裕翔担の私にとってドキドキが止まらなくてやばかったです！感動して涙も流れました、!!最高の作品です！これからも頑張って作品を作ってください！応援してます！(*^^*) (2019年2月16日 17時) (レス) id: b88275cb4e (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 美々羽さん» お久しぶりです！！何度もコメントありがとうございます！お陰で、ここまで来れました！ううぅ…嬉しすぎるお言葉…！ありがとうございます！新作出来たらご報告致します。その際はよろしくお願いします！ (2018年11月5日 23時) (レス) id: dd713f4205 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - はるなさん» キュンキュンしていただけて嬉しいです！私自身、ちょこちょこ裕翔くんを出したことはあるのですが、メインは初めてで…。不安だらけでしたが、そう言って頂けて私も幸せです！ これからもよろしくお願いします！ (2018年11月5日 23時) (レス) id: dd713f4205 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - オムライス(*^^*)さん» えええ！！ほんとですかっ！？読んでもらえただけで幸せなのに、こうしてコメントまで下さるなんて…！！本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年11月5日 23時) (レス) id: dd713f4205 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく
x他1人 | 作成日時：2018年7月29日 21時
