ラヴ・ポイズンミント 〈Yuto.N〉

（４） ページ17

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二宮「それじゃあ、青城あとは頼んだー。」






『はーい、それでは出し物決めます。
やりたいものある人は挙手〜！』





うちのクラスは結構仲良いから、かるーいノリでも許して貰えるんだよね







？「はいはーい！
俺ね、メイド喫茶やりたいっ！」






？「はぁー？やおちゃんさ、Aのメイド服姿見たいだけでしょ！変態野郎っ！」





特徴的な八重歯を二ヒッと出して光が言えば、
咄嗟に高く縛ったポニテールを揺らしながら優子がつっこむ。





光と優子が言い合ってる中、私は黒板に一応、メイド喫茶と書く






『まぁまぁ、光も優子も落ち着いて、ね？』






優子「マジで変態やおちゃんムリ！」






光「とか言ってる新木もさ、Aのメイド服みたいんじゃねーの？」






いやいや優子は女よ？


しかもめっちゃ美女！！



スタイルもいいんだから、私より優子のメイド服姿の方が絶対可愛い♡







優子「....っ！そりゃあさ！見たいに決まってんじゃん....」






『と、取り敢えず！メイド喫茶は候補に入れときます！

あとは？なんかある？』






二宮「...ゲームでいいんじゃね？」




これだからゲームオタクは困る。

ほんとに教師なんだか、、、




『二宮先生が好きなだけですよ。
....んー、他にないならメイド喫茶で良いですか〜？』








光「.....おし、誰もいない！
ってことで！メイド喫茶！」





『はいはい、メイド喫茶でいい人〜きょーしゅ！』





みんなが「はーい」と手を挙げていく。


てか、みんな意見出すのめんどくさいんでしょ、もう。



グルーっとクラス全体を見渡せば、目をキラキラと輝かせてこちらを見る人が、約１名.....。







裕翔「ねね、どんな仕事分担すんのー？！」





『えっと、うちのクラス40人なので......。

裏方に10人、接客に5人、会計に2人呼び込みに3人で交代かな。

今から配る紙に、やりたい係を書いてください！
人数多かったヤツはじゃんけんにしまーす！』







光「へへ、メイド係は推薦で良くね？

5人なら....男3人の女子2人でどーよ？！」





またまためんどくさい事に。。


まぁ、いっかそれで。




『おけおけ、それでいいよ。
じゃあ書いたら前まで持ってきてくださーい。』





みんながそれぞれに返事をする。




ただ1人、こちらを見て笑ってるやつ。





裕翔「ふふ、俺ね、Aに入れた〜！
....楽しみだなぁ♡」



優子、裕翔のこともしばいてくれ。。

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