ｵｽ岡くんにご注意を。

じゅう ページ10

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『はぁっ､､はぁっ。。』






あー､いつぶりだろうこんなに走ったの。




確か中学だか高校だかの持久走以来かも、









…運動不足すぎてつらいんだけど。









『はぁっ…いたｯ！』







曲がり角を曲がった瞬間現れた、背丈は小さめな男性。




髪の毛はふわふわ系で緩めのパーカーとズボン。









…あれは間違いなく有岡さん。









『…ありｯ…おかｯ…さん！』








大貴 ｢…え？！Aちゃん！？｣








私が名前を呼ぶと、驚いたように振り返った有岡さん。









『あのｯ…えと…はぁっ…。』






喋ろうと、一生懸命口を動かしても酸欠で声が出ない。









大貴 ｢大丈夫だから落ち着いて､ね？

深呼吸しよっか。せーの、｣







『ふぅ〜。はぁ､､。すみません。』








大貴 ｢全然へーき。笑

で､､なんでここまで追いかけて来てくれたの？｣









言いたいことは決まってるのに口が動かない。









『あ､､あの！！



有岡さんの、ことが､､えと…。





す､す､好きです！』









やばい､､緊張しすぎて噛んじゃったよ。。





世の中の女の子はすごいなぁ。


本当に尊敬する。うん。









大貴 ｢あー。うん！









…ん？え､､好き！？えぇぇぇ！！｣









反応おそ！笑






大貴 ｢待って､､頭が回らない！｣






有岡さんが頭を抱えてる姿でさえ､愛しいとおもってしまう。









出会って1年以上､名前を聞いて１週間。









…展開が、早すぎるのかもしれないけど、

私は自分の気持ち抑えるなんて出来ないんだもん。









…美晴さん､､私当たって砕けます…。

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