ｵｽ岡くんにご注意を。

じゅうろーく ページ16

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大貴くん家に行って､侑李くんと会ったあの日から10日。







…つまり大貴くんとつき合って10日目。





10日で記念日は重いかな〜なんて考えちゃったり。


でも女の子はそんなもんだよね？









『おじゃまします。。』






玄関を開けるとふわっと香る､すっきりとした良い匂い。








慧 ｢いらっしゃい！


どうぞ､入って〜｣








そう､今日は大貴くん家じゃなくて伊野尾さん家。





まえにおいでって言ってくれたからお言葉に甘えて。








『わ､すごい。

これ全部伊野尾さんが？』




部屋にはたくさんの家の模型と設計図が。




慧 ｢まぁね〜笑


これ､階段つけ忘れちゃったんだけどね笑｣








ふふっと口に手を添えて笑う伊野尾さんは本当に可愛い。






でもその見た目からは想像しないようなシンプルなお部屋









『それで､､お話って､､？』






慧 ｢…この前の大ちゃんのはなし。笑


ほら､まえにAちゃんに俺が話そうとしたら大ちゃんがデカイ声出すから話せなかったやつ笑｣








…私がすごく気になってた話だ､､。








慧 ｢…大ちゃんさぁ､Aちゃんにひとめぼれだったんだよ。笑




あんな子供っぽいけどさ、笑｣









『え､､大貴くんが､､？』









私に､､大貴くんが…ひとめぼれ？








そんなうまい話あるわけ､､。








慧 ｢ちょっと疑ってるでしょ？笑



しょーがない。詳しく話してあげる。




あ､､大ちゃんには秘密ね｣









『はい､』







伊野尾さんは目の前にあったチョコをパクッと1粒たべて話し始めた。

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