さんじゅーきゅう ページ39
．
涼介はそこかよって笑ったけど
女の子にとってスッピン見せるの勇気いるんだよ？
涼介「ふふ、大丈夫だよ。Aは美人だから。」
『…むぅ、そんなこと言ってもなにも出ませんよ〜だ。』
なんて言いながらも、私は物件のチラシを手に取った
『うわ、この物件素敵……！』
駅近でこの値段？！
しかも部屋も割と広いし……！涼介すごい！
涼介「……伊野ちゃんと同じの選んでる。笑」
『え、慧と？』
涼介「うん笑
実はね、伊野ちゃんに頼まれたんだ、物件探してほしいって。
……ほら、俺物件見るの好きだし？
だから2人が好きそうな家探したのよ。
そしたら伊野ちゃんもこの物件がいいってさ笑」
『そこまでしてくれたの……ありがとう、涼介。』
涼介「いえいえ〜！
伊野ちゃんさ、ほんとAの事好きだよなぁ〜
…ほいよ、これ鍵。」
『っわ…え？』
涼介はニヤッと笑うと、シルバーの鍵をほいっと投げた。
涼介「……それ持ってこのアパート行け！
伊野ちゃん待ってるから。」
『あ、ありがとう…！！』
あれ？慧迎えに来てくれるんじゃなかったの？
この家もう買ったってこと？
そんな質問がグルグルと頭の中を回るけど
そんなことより、私は走ってアパートに向かうのに必死だった。
．
『はあっ、はぁっ……！』
小さめのオシャレなアパート。
白くて可愛いくてココだけ絵本の世界みたいに可愛い。
【622】号室な。
そう涼介から送られてきたメッセージをみて
階段を駆け上がり、2階へ向かう。
恐る恐るドアノブを回せば、意外と簡単にガチャりと回る。
慧「……おかえり、A」
もう既にスーツではなく、慧がいつも部屋で着ているグレーのスウェット。
『ただいま…………っ慧どうして、？』
慧「…お迎えって言いますか、うーん。
もっと一緒に居たいなぁ、と思いまして…。」
ふわっと笑った慧。
なんだか「おかえり」がすごく暖かく感じて
慧の温もりが欲しくなって
気づいたら私から慧に飛び付いていた。
慧「おっと……、Aったらだいたーん笑」
『ばか慧〜！！もう！明日休みだから荷物運び込むよ！』
慧「勿論！みんなにも手伝ってもらおっか！」
『うん！』
広い部屋に布団が1枚。
そんな寂しい空間でも慧と2人なら寂しくなんかなかった。
…明日は大変な一日になりそう…！！
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みるく(プロフ) - やまちさん» ありがとうございます！ 更新停止してしまってすみません(；；) みなさまが温かく迎え入れてくれてとても嬉しく思っております！ �，任垢諭�ご意見ありがとうございます！ (2019年5月11日 20時) (
レス) id: ec8235da11 (このIDを非表示/違反報告)
やまち(プロフ) - 完結お疲れ様です。ステキな作品でした。次回は�ヾ�望です！ (2019年5月10日 3時) (レス) id: 18d7d9256d (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 白米王女さん» ありがとうございます！！早く更新出来るよう頑張ります！ これからもこんな作者ですが、よろしくお願いします(*´∀｀*) (2019年2月27日 20時) (レス) id: ec8235da11 (このIDを非表示/違反報告)
白米王女 - 更新楽しみにしてます！ (2019年2月27日 3時) (レス) id: 3dc41e973d (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - のあーるさん» ありがとうございます！！私ものあーるさんに元気を貰っちゃいました(●´▽`●)笑 (2019年2月12日 16時) (レス) id: ec8235da11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく
| 作成日時：2018年12月30日 1時
