にじゅーさーん ページ23
．
慧「……っえ、」
『…………ぁっ…！！！』
なんで、どうして私キスなんて……！！
てゆうか、ばか、私のバカ。
出来ることなら5秒前に戻りたい。
無意識でキスしてたなんて恥ずかしすぎるし
伊野尾先輩の方、みれないよ、
慧「…ちょ、無言ってなに 笑」
『だ、だ、だってぇ…！ごめんなさい……
私、そんなつもりは、』
慧「キスするってことはさ、」
『ひっ、』
改めて伊野尾先輩の口から"キス"なんて言葉が出てくるから、ほんとにしちゃったんだなと実感する。
伊野尾先輩は頬を少しだけ紅く染めてこちらを見た
きっと私は、伊野尾先輩よりもっと真っ赤だ。
慧「……俺、期待しちゃうよ、？」
『……』
"期待しちゃうよ"
その言葉の意味は分かっている。
こういう時にハッキリ自分の気持ち、言えたらいいのに。
私は恥ずかしいからって逃げてばかりなんだ。
だから、今回だけは
ちゃんと伝えたい。
私の言葉で、大好きな人に。
『…期待してくださいっ、私……
伊野尾先輩のことが 「まって、」』
慧「それより先は俺から、"もう一度"言わせて？
Aさんのことが好きです。」
『っ、私も伊野尾先輩のこと、好きですっ！』
言葉にするってこんなにも恥ずかしくて、嬉しいものなんだ、と改めて思った。
慧「……じゃあ付き合ってくれます？俺と？」
『はい、！』
伊野尾先輩は、「…っはぁ、キンチョーしたぁ」と力なく笑うと、私の方へと近づいてきた。
『伊野尾先輩？』
ドンッ
『へ、』
慧「無事カレカノになれたってことでもう1回、キスしてよ。
俺、さっきのキスじゃ物足りないし、好きな子にあんなことされて平常心保ってらんないんすけど？」
世に言う、壁ドン ってやつをしながら私を熱のこもった瞳で見つめる伊野尾先輩。
『さ、さっきのキスは、無意識でっ……！！』
私は子供のするような、不器用なキスしか出来ない。
裕翔と付き合ってた時だって、彼について行くのに必死だったし…
そーいうコトだって、雰囲気的にはあったけど
私がビクビクしてて、結局キス止まり。
そんな3年間だもん、そりゃこんな女無理だよね。
慧「今、違うこと考えてたでしょ。
お仕置きけってー。」
そう言うと伊野尾先輩はさらに私に迫ってきた。
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みるく(プロフ) - やまちさん» ありがとうございます！ 更新停止してしまってすみません(；；) みなさまが温かく迎え入れてくれてとても嬉しく思っております！ �，任垢諭�ご意見ありがとうございます！ (2019年5月11日 20時) (
レス) id: ec8235da11 (このIDを非表示/違反報告)
やまち(プロフ) - 完結お疲れ様です。ステキな作品でした。次回は�ヾ�望です！ (2019年5月10日 3時) (レス) id: 18d7d9256d (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 白米王女さん» ありがとうございます！！早く更新出来るよう頑張ります！ これからもこんな作者ですが、よろしくお願いします(*´∀｀*) (2019年2月27日 20時) (レス) id: ec8235da11 (このIDを非表示/違反報告)
白米王女 - 更新楽しみにしてます！ (2019年2月27日 3時) (レス) id: 3dc41e973d (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - のあーるさん» ありがとうございます！！私ものあーるさんに元気を貰っちゃいました(●´▽`●)笑 (2019年2月12日 16時) (レス) id: ec8235da11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく
| 作成日時：2018年12月30日 1時
