ニートな彼にご注意を。

幸せエンジェル ＊番外編 ページ44

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『こら、聡ちゃん！それは涼介くんのでしょ！』







聡 「やらぁ〜、そぉちゃんのなのー！！」







涼介 「あはは、いーよ。
聡くーん、はい、どうぞ〜♪」







『ごめんね、涼介くん…。』






ただ今、涼介くんがうちに遊びに来てくれてるのですが…




少し大きくなった聡は、最近わがままさん。

…どうしようかなぁ、なんて。









涼介 「ほんと可愛いね。歳とっても。笑」






『やだ、涼介くん。
歳とっても、なんて、まだ聡は3歳だよ？笑』






聡のこと可愛いって。
でも、歳とるって言うより…成長する、だよね笑









涼介 「…まー、聡くんも可愛いけど。。
俺はAちゃんのこと言ってるのよ、笑」







え。私？






『あ、ありがとう。笑
なんか、照れちゃうな…笑』







この歳になって"可愛い"なんて言われると照れちゃう。






涼介 「だって可愛いもん。
…いいなぁ、知念は。」







『そう？？』






涼介 「そうよ！！
…美人だし、料理上手いし、優しいし…！」






そんな、褒められると爆発しそう、←







聡 「まーま！
ぱーぱが、がちゃんした！」






『あれ、侑李早いね。』






がちゃんっていうのは、【ドアを開けた】ってことね。
…で、【ドアを開ける】＝【帰ってきた】ってこと。






侑李 「…ただいまぁ、って涼介」







涼介 「あ、知念、お邪魔してまーす。」





涼介くんを見るなり、少し口角を上げた侑李。




涼介くんは気づいてないと思うけど、私は気づいてるよ？






…涼介くんが来てくれて、嬉しいってことに。








『侑李、着替えたらこっちおいでよ。』







侑李 「うん、行く。ちょっと、待ってて」





何かをカバンにゴソゴソとしまいながら慌てる侑李。





…なんだろ？







涼介 「…ふふ、知念って男らしいとこあんのな。」



そんな侑李の姿を見て、涼介くんが笑った。




『…今のどこが男らしいの？笑』






涼介 「俺は甘々知念ちゃんしか、見てこなかったからなぁ…。なんか、面白いわ。笑」







そうだよね、私が初めて侑李と涼介くんと出かけた時も
なんでも涼介くんにやらせてたっけ。






何だか、面白くなって2人でケラケラ笑っていると
聡が涼介くんの所までトコトコと歩いてきた。






聡 「りょーちゃ！」






涼介 「どーしたの、聡くん」





聡 「らめ！まーまとなかよし、らめ！」




涼介 「ママと仲良しダメ？笑」

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