ニートな彼にご注意を。

いち ページ1

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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ






『こんにちは、四つ葉クリーンの花井です。』








？「…開いてる。入って、」






『…失礼しまーす。』








私は四つ葉クリーンという清掃会社で働いている。



と言ってもまぁ､依頼人の家をその人の代わりに掃除する、日雇いの家政婦みたいなもん。









『……わ､これ､､』





？ 「…ん？あぁ､昨日涼介がね。」






…またもや登場涼介さん！！



いつも汚れたこのお部屋を片付けてくれる救世主！








『…よし､涼介さんのお陰で結構綺麗だし､､
今日は細かいところやろっと！

…知念さーんどいて下さい！』







？「…今いいところなの。

もう少しでゾンビ倒せるんだから、」






…私がどいてと言ってもどいてくれないこの人物は
知念侑李さん､24歳。。





本人いわく､ニート。

いつもゲームのコントローラー片手に何かをしている。








『…もう､すぐ終わりますから､』






侑李 「…後ちょっと、」








…せめてゾンビゲームはやめて欲しいよね。




私､初めて見たその夜寝れなかったんだから！！








『…知念さん､クリアおめでとうございます。

ということで掃除始めます！』







侑李 「…ちょっと最近強引じゃない？」







『だって強引にやらないと知念さんどかないんですもん。』







…珍しいよね。自分が掃除頼んでるのにどかないっていう人。







まぁ知念さんは私の常連さんだから言えないんですけど…

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