【鬼滅の刃】鬼殺隊 人気の桜柱

陸話 ページ6

義「……俺が来るまで良く堪えた。後は任せろ」

累「次から次へと僕の邪魔をするクズどもめ 血鬼術 刻糸輪転」

義「全集中 水の呼吸 拾壱の型 凪」

累「(僕の糸はこいつに1本も届かなかったのか？最硬度の糸が切られたのか？)」

義「……」ザシュッ

姉の蜘蛛鬼「(しくじった。私だけはしくじったことは無かったのに、この家族ごっこを、あいつらは馬鹿だけど、私は違う。それなのにしくじった)」

村田さん「鬼っ！」

シュルルルル

村田さん「何ぃ。」

姉の蜘蛛鬼「無駄よ。切れやしない。私の糸束は、柔いけど、硬いのよ。まず溶解液があんたの服を溶かす。そのあとはあんたの番よ。すぐ、ドロドロになって、私の食事になる。」

し「わぁ、凄いですね。手のひらから、糸を出しているんですか？こんばんは、今日は月が綺麗ですね。(同じ月でも、黒咲さんの方が綺麗ですけど。)」

し「私と仲良くするつもりは無いみたいですね。」

姉の蜘蛛鬼「待って、私はただ命令されただけ。逆らったら、体にぐるぐる巻きにされてる糸でバラバラにされる」

し「それは痛ましい。助けてあげます。私と仲良くしましょ。」

姉の蜘蛛鬼「助けて……くれるの？」

し「はい。仲良くするためには幾つか質問が有ります、お嬢さん、貴女は何人、人を殺しましたか？」

姉の蜘蛛鬼「5人よ。」

し「嘘は結構です。先程のうちの隊員を繭に閉じ込めた術裁き、あれは80人は喰ってますよね？」

姉の蜘蛛鬼「喰ってないわそんなに喰ったのは5人よ。」

し「私は西から来ました。お嬢さん、西です。山の西は繭だらけ。全ての繭を割いた結果、全滅 その繭玉だけでも14個ありました。14人 人が死んでるんです。私は怒ってるわけでは無いんですよ？ただ正確な数を確認してるんです。」

姉の蜘蛛鬼「確認してどうするのよ？」

し「お嬢さんは正しく罰を受けて、生まれ変わるのです。」

姉の蜘蛛鬼「罰？」

し「はい。罰です。私は貴女を拷問します。目玉をほじくり出したり、内蔵を引きづり出したりはしません。人が死んだ分だけ私が拷問します。」

姉の蜘蛛鬼「ふざけんじゃないわよ。このクソ女」

し「仲良くするのは無理みたいですね。残念 残念……。蟲の呼吸 蝶の舞 戯れ」

し「鬼殺隊 蟲柱 胡蝶しのぶ 私は柱の中で唯一鬼の首が切れない剣士ですが鬼を殺せる毒を作ったちょっとすごい人なんですよ？って死んでるから聞こえませんよね。うっかりです。」

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