＿の無い世界へ，【原神】

30話：気味悪い，気持ち悪い， ページ37

すごく提案してくるねディルック，













私の知っているディルックは無口で愛想悪くて…そんな笑みを浮かべ無い，












さっきアノ頃と変わらないって言ったけど前言撤回，










変わったねディルック，











ディルック「なら明日…アイを殺す場所で集合しよう，明日の朝早くに…」










『私も行くの?』








ディルック「来ないのか?アイのｯ死ぬ様も見たくないのか?」











『そんな趣味ない，それに私…別にアイが死んでくれればいいから，』







ディルック「ｯ…」










『それにさっき，貴方全部任せてって言ったわよね?それならお願い，』







ディルック「…だ，」






『…?』






ディルック「だめだｯ!?きてくれｯ!お前も明日…，」











ディルックは突然声を荒らげる，









耳に響く，煩い，











『どうして行く必要があるの?』











ディルック「…」








『ディルックが殺してくれるんでしょう?アイの事，』








ディルック「もしも僕がヘマをしてアイを殺せなかったらどうする?」










『貴方はヘマをするようなやつじゃないでしょう?ねぇ?闇夜の英雄さん，』










ディルック「ｯ…」










『……』









ディルック「だが…」









『あぁもう，わかったわよ，行けばいいんでしょう?なら明日私もそこに行くわ，』









ディルック「ｯ!ありがとうｯ…!僕がこの大剣でアイの首を切り落とす，君は安全なところにいてくれ!」









めんどくさい，明日こそは家でゆっくりしようと思ったのに…









どうやら神様は私に休むという選択肢をくれないようだね，

31話：貴方との約束，守るよ，→←29話：シンジルよ，だってトモダチでしょ，

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す