今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:15,054 hit
小｜中｜大
〔７〕 ページ8
.
それを聞いたソユは、口に運ぼうとしていたキムチをポトンとお皿の上に落とした
「…マジ？」
『マジです』
『しかも、連絡先も知らないし本当にワンナイト』
爆弾発言を投下し続ける私に、ソユはポカーンと口を開けたまま私に視線を送る
あ、口を閉じたかと思えば、次は頭を抱え始めた
「とりあえず、Aはそれでいいの？万が一何かあったりとか…そーゆう事は大丈夫なわけ？」
『うん、避妊もしてたっぽい…てか、確実に寝たのかもすら覚えてないんだよね』
こんな昼間から会社の同期と生々しい会話している25歳って今探しても私ぐらいだと思うんだけど
「とりあえず、妊娠とかそうゆう事がないなら良いけど…。もう、今度からはいくら仕事が早くても送るから」
『大丈夫だよ、これは完全に私のせいだし…。』
ただでさえ会社から遠いのに、終電間近になるまでソユに頼りっぱなしは気の毒すぎる。
『もうお酒は懲り懲りにするよ』
「ほんとに？言ったからね」
『うーーーん、やっぱちょっとだけね』
そう言えば、冷たい目線を突きつけるソユの顔が目に移った。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 178人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るひょん(プロフ) - めちゃくちゃ好きです！ニョルの犬感からベクのチャラ男感まで全てすきすぎる！応援しています！ (2022年1月31日 22時) (
レス) id: c9350dc1af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：べにゅ | 作成日時：2021年12月16日 8時
