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〔１２〕 ページ13
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普段見せない私の様子に流石のチャニョルもおかしく感じたのか私の顔を覗く
『そうかも…。ちょっと、御手洗行こうかな』
そうチャニョルに言い残して鞄を片手に持ち、お店の御手洗へと早歩きで向かう。
目的の御手洗に着くと、一気に力が抜けた
こんな有り得ない状況に冷静でいられるわけが無い
一刻にもこの状況をソユに伝えたくて鞄から携帯を取り出す
『もしもし？』
「やー、どうしたよ。チャニョルくんと飲んでるんじゃ？」
『それがさ、最悪なことになっちゃって』
簡潔に話すと、さっきまでアゲアゲだった声が嘘かのようにテンションが下がっていくのが分かる
「やっば…。本当に、そんな事ある？」
『私が聞きたいよ…』
「とりあえず、チャニョルくんには悪いけど体調が悪いからって帰っちゃえば？」
『そうだね…。』
じゃあ、またかけるよとソユに伝え電話を切ると思わずため息をこぼした。
手を洗い、御手洗から出るとスマホをつついて誰かを待ってるかのよう壁にもたれかかっている男の姿が
「遅かったね」
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るひょん(プロフ) - めちゃくちゃ好きです！ニョルの犬感からベクのチャラ男感まで全てすきすぎる！応援しています！ (2022年1月31日 22時) (
レス) id: c9350dc1af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べにゅ | 作成日時：2021年12月16日 8時
