検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:25,882 hit

episode7 ページ7








運悪く彼は私のとなりの席

最近席替えしたからあと短くても1ヶ月はこのまま。





すると横に座った前と変わらない姿の永瀬くんは

私を不思議そうに見つめて





廉「大丈夫?しんどいん?」





「っ、いや……大丈夫…です」





廉「ならええんやけど。俺、永瀬廉って言います。」





「…………港、です」





すると彼は私の声を耳を済まして聞く

港とこの声が引っ掛かるんだろうな。





廉「港……さん。したの名前?それとも苗字?」





「港……Aです。」





廉「あぁ、なるほどな?まぁ、よろしくな?」





そうか、彼はプライベートでも変わらないんだった

彼は、そんなに甘くなかった

笑って見逃してくれるような人じゃなかった。




それから彼からの目線が痛くて

なんだか、気付かれてしまったみたいに。





今日も、早退した

最近は映画とドラマを両立して撮影中。






そのときも彼は

私の目を見て眉間にシワを寄せていた

……バレそう、これ






なんて思いながらもそそくさと大きな鞄を抱えて

教室をすぐに出た







そろそろクラスメイトにもバレてしまいそうで

ちょっとヒヤヒヤしながら教室を出ることが多くなってきた。




episode8→←episode6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
138人がお気に入り
設定タグ:永瀬廉 , 浮所飛貴 , 金指一世
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かいとん | 作成日時:2021年9月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。