検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:25,966 hit

episode4 ページ4






暇な今日はゆっくり永瀬くんの仕事現場にお邪魔する。

口の中で大好きなパイナップル味の飴を転がしながら。






そういえば永瀬くんからはパイナップルの匂いがした

また会ったら飴、あげようかな。

ペンケースと一緒にあげようと考えた私。







彼の笑い声を思い出す

高く綺麗な声で笑う"美"である彼は

どこを切り取ってもカッコよくて

それでも気さくで優しくて

面白くて

綺麗。





やっと着いたテレビ局。

永瀬くんのマネージャーさんを見つけると

"廉に直接渡してやって"

なんて言われちゃって。






それでも邪魔しちゃうかも知れないからって

そっと彼の鞄に飴とペンケースを突っ込んだ。






廉「っ、ミナトちゃんっ!!」





「え、永瀬くん……」





廉「直接渡してくれたらええんに。ありがとね、ここまで。

あとぉ……んふふ、飴も。パイナップル、好きなん?

俺前香水変えたからパイナップルの匂いするやろ?」





「うん、パイナップル、好きだよ。永瀬くんは?」






廉「俺もまぁまぁ好きかな。でも梨が好きやなぁ〜」






「そうなんだ、覚えとく。じゃあね、私邪魔しちゃいけないし……」






廉「んぇ?俺のマネージャーの車乗って帰ろ〜

もう終わるから2分待っててくれる?」






「ありがと!うん、待っとくね。」






彼はくるりと回れ右をして

小走りで戻っていった。





episode5→←episode3 Ren side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
138人がお気に入り
設定タグ:永瀬廉 , 浮所飛貴 , 金指一世
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かいとん | 作成日時:2021年9月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。