episode14 ページ14
・
廉「…………ミナトちゃん、何やってんの。」
珍しく永瀬くんが冷たい目で私を見る
でもこれはきっと私のことを心配してくれてる。
……はず
目の奥は漆黒のようで
少しだけ、怖かった。
「いや、……その……」
これは数分前の出来事である。
「え、え、無理、え、無理、私、わかんない」
廊下の中心で頭を抱えるのはこの私
東雲ミナトこと港A、
人生初の"告白"をされました。
眼鏡にマスク、どこからどう見ても変人だった私に
ついに告白……！
それもクラス委員の田中樹くんから。
返事は保留
そしてまた、
廉「…………ミナトちゃん、何やってんの。」
始めに戻る
「……告白、された」
廉「え、ほんまに？どうするん、返事。」
「……わかんないよ、だって…今までまともに話したことないもん。」
廉「…そっか、傷ついて仕事来んくなるんやめてな。」
私はその程度？
仕事だけ？
なにも言えずに居る私を振り返って
廉「ごめん、言い方悪かった。
俺、ミナトちゃんと仕事出来んの楽しみにしてるもん、やめてな、
ふふ、いつでも相談乗ったるから。」
彼は少しだけ、笑った
でも目の奥は漆黒で揺れていた。
哀しそうに笑った永瀬くんは
私に偽りの笑顔を向けたままだった。
・
____遅くなりましたが、岸くん誕生日おめでとう！
本人不在パーティーを思いっきり楽しみました！
ふふ、紫の服を纏って紫の花束を買って。
次は勇太くん。
改めて岸くん、26歳が素敵なものになりますように。
おめでとう！
2021 10 2 かいとん🍰🍷(絵文字使えるん強い)
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 138人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「永瀬廉」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かいとん | 作成日時：2021年9月24日 0時
