出会いは曲がり角 ページ40
「キッドはこの場合、右のルートから……」
綱吉は地図に赤い線を引いた。
どうしてこうなったのか。
綱吉は大きく溜息を吐いた。
_____
いきなり雲雀に連れてこられたかと思えば監視カメラの画面が壁一面にならんだ部屋へと連れて行かれた。
そしてこの美術館の地図とここ周辺の地図を渡される。
「キッドがどのルートでくるか予想して」
たった一言、そう言われてはてなマークを頭に沢山浮かべた綱吉。
そんな綱吉を見兼ねて風紀財団の人達が説明してくれた。
綱吉の超直感は百発百中、どうかその力を使ってキッドがどういったルートでくるか予想して欲しいということだった。
「そんないきなり無理です!」
と、首を振ってみてもまあまあ、と窘められて今現在、地図とにらめっこしている。
雲雀達の言う通り、予想できなくはない。
こういった超直感の使い方を9代目に教わったことがあったからだ。
(超直感が対人のものだなんて誰が言ったんだよ)
大嘘じゃないか。
綱吉は本日二度目の大きな溜息を吐いた。
_____
白いマントを翻しーーー怪盗キッドは走っていた。
(どうなってんだコレ!?)
行くとこ行くとこに警備員やら警察が居る。
随分前に工藤新一がいた時似たようなことがあったが、その比じゃない。
全ての作戦が筒抜けのように感じる。
(あーもうやりにくいいいい!!)
角を曲がれば事前に調べた通風孔がある。
このまま天井の中を伝ってブラックパールまで一直線だ。
「「うわっ!」」
角を曲がると一人の男とぶつかった。
ツンツン跳ねた茶髪の高校生くらいの男だった。
600人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暁月臨(プロフ) - ゑ、、、、、、!?終わり、、、??!!え、お願いします!!続きをどうか、、、、、!!!!!! (8月8日 14時) (レス) @page50 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)
namikazeminato2(プロフ) - かなり設定が好きなので続いてくれると嬉しい (2021年7月24日 11時) (レス) id: 1dcca53fd9 (このIDを非表示/違反報告)
姫野 - 終わり・・??つ!づ!き! (2021年1月23日 13時) (レス) id: dff9124b0b (このIDを非表示/違反報告)
wayu0112(プロフ) - 続きはどこですか?! (2019年8月9日 20時) (レス) id: bed71cde77 (このIDを非表示/違反報告)
深海(プロフ) - 好みドンピシャでした…続きは無いのでしょうか。 (2019年7月25日 14時) (レス) id: e74652a353 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Yuyua x他1人 | 作成日時:2016年5月30日 7時