盗聴器 ページ39
「沢田君あんなイケメンと知り合いだなんていいなあ！」
「もう園子ったら！」
蘭は呆れた様に言った。
今は館内を他の美術品等を見て回っている。
綱吉は、いない。
遡ること10分前ーーー。
______
「お久しぶりです、雲雀さん」
綱吉がそう言うと、
「来て」
雲雀は一言そう言い、くるりと背を向け歩いていった。
綱吉は園子達にごめんねと言ってから雲雀に着いていった。
止める暇もなく行ってしまったのだ。
けれどコナンも馬鹿ではない。
盗聴器を雲雀に仕掛けておいたのだ。
バレないようそうっと雲雀の近くに立ち、こっそりと付けた。
あの2人が知り合いならば、綱吉の面白い話が聞けるかもしれない。
探偵心が疼き、思わず仕掛けてしまったのだ。
_____
綱吉は、その後電話をかけても非通知、メールも返信が来なかった。
LINEもいつまでたっても既読がつかない。
(やっぱ仕掛けておいて大正解)
コナンはにやりと笑みを浮かべる。
「大丈夫かなあ、沢田君」
蘭は、知り合いなのだから大丈夫なのだろう、とは思うけれど気になって仕方がなかった。
「一体何してるんだろうね」
「久しぶりって言ってたからお喋りでもしてるんじゃないの〜」
「そんな感じじゃなかったけど……」
「僕ちょっとトイレ！」
コナンは2人を置いてさっさとトイレへ行ってしまった。
個室に入り、雲雀に仕掛けておいた盗聴器を確認する。
『ガサ……ハァ…』
人の息遣いが聞こえる。
(よし！良い感じ！)
盗聴は成功だ。
静かに音を待つが、いつまでたっても息や服の擦れる音しか聞こえない。
(如何して……？)
はっと息を飲み、コナンは目を見開いた。
(真逆！！！)
慌てて服を見ると、パーカーのフードに盗聴器がくっついていた。
(やられた！！！)
雲雀には気付かれていたのだ。
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暁月臨(プロフ) - ゑ、、、、、、！？終わり、、、？？！！え、お願いします！！続きをどうか、、、、、！！！！！！ (8月8日 14時) (
レス) @page50 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)
namikazeminato2(プロフ) - かなり設定が好きなので続いてくれると嬉しい (2021年7月24日 11時) (レス) id: 1dcca53fd9 (このIDを非表示/違反報告)
姫野 - 終わり・・？？つ！づ！き！ (2021年1月23日 13時) (レス) id: dff9124b0b (このIDを非表示/違反報告)
wayu0112(プロフ) - 続きはどこですか？！ (2019年8月9日 20時) (レス) id: bed71cde77 (このIDを非表示/違反報告)
深海(プロフ) - 好みドンピシャでした…続きは無いのでしょうか。 (2019年7月25日 14時) (レス) id: e74652a353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuyua x他1人 | 作成日時：2016年5月30日 7時
