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あまりに普通で ページ31

綱吉の家に泊まるのは、なかなか快適だった。

夕飯の綱吉のロールキャベツは絶品で服部はお世辞抜きで素直に褒めた。

褒め過ぎだ、と綱吉は笑ったけれどそれだけ美味かったのである。


夜、高校生なので9時に寝るわけではない。

服部は寝る前に色々話して引き出そうとした。

すると拍子抜けするほど素直に、綱吉は話してくれたのだ。


「前の学校の友達に野球好きで、あ、服部君みたいに剣道やってる人がいるよ」


「おぉ、剣道部なんか?」


「いや野球部。剣道っていうより剣術だね。お父さんがやってたみたい」


綱吉の周りは個性の強い人ばかりで、聞いていて楽しかった。

個性的過ぎるが、疑う部分は特に無かった。


けれど、唯一、家庭教師の話では綱吉は所々言葉を詰まらせた。


何かを聞くと、少し答えて、止まり、『ごめんね分からない』と言うのだ。


(家庭教師とあまり親しくないのか?……それとも知っていて答えないのか?)


家庭教師について分かったのは外国人の若い男、かなりスパルタ、ということくらいだった。

それだけ言葉を詰まらせたり、考えたりしているというのに綱吉の表情からは全く見えなかった。

無表情なわけでもない、どちらかというと表情豊かという部類だ。

どうして見えないか、自分でも疑問だった。

綱吉は、疑っているのが馬鹿らしくなる位、『普通』なのだ。



翌日、また綱吉特製の朝食(これまた美味い)を食べた。

そして外に出る予定もないので綱吉の日課だというジョギングに付き合った。


(ジョギングいつもより短めにした方が良いかな、服部君の体力分からないし)


綱吉は、服部が剣道部であるとは聞いている。

けれど自惚れているわけでなく、今までリボーンの鬼畜メニューや世界をかけた戦闘などをしてきた綱吉と常人の体力では差があると思っている。

いつもの半分ちょっとくらいで、ジョギングをやめた。


「短いなぁ」


「あはは、気分によって長さ変えるから」


(しまった、短すぎた)


綱吉は少し後悔した。

たこ焼きと俺と電話→←考えすぎか



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暁月臨(プロフ) - ゑ、、、、、、!?終わり、、、??!!え、お願いします!!続きをどうか、、、、、!!!!!! (8月8日 14時) (レス) @page50 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)
namikazeminato2(プロフ) - かなり設定が好きなので続いてくれると嬉しい (2021年7月24日 11時) (レス) id: 1dcca53fd9 (このIDを非表示/違反報告)
姫野 - 終わり・・??つ!づ!き! (2021年1月23日 13時) (レス) id: dff9124b0b (このIDを非表示/違反報告)
wayu0112(プロフ) - 続きはどこですか?! (2019年8月9日 20時) (レス) id: bed71cde77 (このIDを非表示/違反報告)
深海(プロフ) - 好みドンピシャでした…続きは無いのでしょうか。 (2019年7月25日 14時) (レス) id: e74652a353 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yuyua x他1人 | 作成日時:2016年5月30日 7時

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