映画に行こう! ページ25
「コナン君、友達できた?」
「……」
無言で蹴られた。
「博士、新一来てませんか…ってあぁ、新一」
メールで新一に博士の家に来るように呼ばれた。
日曜でリボーンの課題に埋もれて嫌気がさしていたので了承したのだ。
「悪いツナ、取り敢えず中に」
「うん。お邪魔します、博士」
中に入ると、子供達がいた。
「えっ…?」
(ひーふーみー…3人もいるし!)
「あー!その人がコナン君の言ってたツナお兄さん?」
「茶髪だー!」
「父ちゃんが言ってたぞ!茶髪は不良だって」
一気に言われて、綱吉は戸惑った。
「え、と...コナン君?」
「悪い、ツナが子供の相手、得意って聞いて」
なんとなく察した。
「はあ。じゃあその映画に俺が連れてけばいいんですか?」
「嫌、わしも一緒に行くんじゃが、ちょっと心配でのぅ」
そう言って子供達に目を見やる。
はしゃぐ子供にこのご老体では不安だろう。
「いいですよ、映画見てる間は静かにできるだろうから、皆が映画見てる間、別の映画見てればいいですしね」
「おぉ、ありがとう綱吉君」
「いえいえ、子供の相手は慣れてるので」
イーピンやフゥ太はおとなしかったが、ランボは凄かった。
並盛ではあの子供を相手にしていたのだ、慣れている。
(にしてもこの子達の親はどうなってるんだ。博士1人に子供を預けるなんて。博士に申し訳ないとか遠慮くらいしてもいいのに)
綱吉は身勝手な親達に眉根を寄せた。
博士は優しい人だ。
人に頼まれるとなんでも引き受けてしまう。
子供達の探偵バッチも博士が作ったそうだ。
きっと今回の映画も博士に無理強いしたのだろう。
博士は少し眉根を寄せた綱吉を心配そうに見た。
綱吉は小さく笑って、小声で博士に言った。
「それに……」
「あんな死神と子供達を一緒に出掛けさせるなんて心配ですから」
博士は肩を震わせていた。
おまけ
「コナン君、友達できたんだね」
「……」
無言で叩かれた。
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暁月臨(プロフ) - ゑ、、、、、、!?終わり、、、??!!え、お願いします!!続きをどうか、、、、、!!!!!! (8月8日 14時) (レス) @page50 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)
namikazeminato2(プロフ) - かなり設定が好きなので続いてくれると嬉しい (2021年7月24日 11時) (レス) id: 1dcca53fd9 (このIDを非表示/違反報告)
姫野 - 終わり・・??つ!づ!き! (2021年1月23日 13時) (レス) id: dff9124b0b (このIDを非表示/違反報告)
wayu0112(プロフ) - 続きはどこですか?! (2019年8月9日 20時) (レス) id: bed71cde77 (このIDを非表示/違反報告)
深海(プロフ) - 好みドンピシャでした…続きは無いのでしょうか。 (2019年7月25日 14時) (レス) id: e74652a353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yuyua x他1人 | 作成日時:2016年5月30日 7時