コナン×リボーン

プロローグ ページ1

「リボーン、何コレ？」


手元には学校案内のパンフレット。

【帝丹高校】という名だ。

あまり聞いた事がない為、住所を見ればかなり並盛から遠い。


「何って、俺様がダメツナの為に高校を選んでやったんだろうが」

「は？俺、並高じゃないの？」


守護者の殆どが通う予定の並盛高校。

綱吉も当然そこに行く筈で、この前皆と試験を受けて来たばかりだ。


「だからいつまでたってもダメツナなんだ。いいか？お前は高校卒業したら何になる？」

「不本意ながらボンゴレ10代目ですが？」

「そこでだ、ずっと守護者と居たらお前は守護者に頼りきりになる」


特に獄寺とかな、と言われるとあぁ、と納得してしまう。

何だかんだ言って受験勉強や、参考書選びなど、いろいろと獄寺に頼っていた。


「それで？」

「で、これからボスになるって奴が守護者がいないと何もできないだなんて駄目に決まってんだろ」

「あぁ、成る程」


だから高校三年間離したという訳か。


「でも、俺もう並高受験しちゃったよ？」


正直、そんなに遠い帝丹に行くのは面倒くさい。

適当に言い訳して並高に通いたい。


「安心しろ、お前が受けたのは帝丹高校のテストだ」

「は………？」


綱吉はひくりと顔を引きつらせた。



「はああぁぁぁ!?」

いざ、入学式！→

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