誰にもバレてはいけません【ツイステ】

マル秘5 ページ7

主side



エースとなんだかんだ話していたら学園長が帰ってきた。



あの子が女の子だったら友達増える！唯一の救い！希望！女の子だったらの話だけど……いや、女の子だって信じてるから！！




学「さあ、寮分けがまだなのは君だけですよ。狸くんは私が預かっておきますから、早く闇の鏡の前へ。」




グ「ふぐぐー！！！」



え！何あの狸…？猫？めっちゃ可愛い。あの子の使い魔なのかな…




『ねえ、エース。あの猫可愛いね。あとで撫でさせてもらおうよ』




エ「はぁ？やだよ、お前だけ行けばいいだろ。面倒臭い。」




うっわ、こいつめ、ケチだな。いいもん。後で撫でさせてって言っても撫でさせてあげないもん。




鏡「汝の名を告げよ」




？「ユウです」




鏡「汝の魂の形は……。…………わからぬ。」




あれ、あのユウって子もわからないって言われてる。私の時みたいになんか凄いこと言われるのかな。え、同じだったら運命じゃん！




学「なんですって？では、Aさんと同じということですか？」




鏡「Aとは違い、この者からは魔力の波長が一切感じられない。色も、形も、一切無である。よって、どの寮にも相応しくない。」




魔法が使えない…？そんな子いるだ…あ、やば。めっちゃ失礼。ごめんなさい。




学「魔法が使えない人間を黒き馬車が迎えに行くなんてありえない！生徒選定の手違いなどこの100年ただの一度もなかったはず。一体なぜ……」




学園長、言わせてください。手違いありますよ。その子だけじゃないです。私も手違いできてます。




『これって言った方がいいのかな。手違い1つじゃなくて2つですよ。って。100年なかった手違い1年で2つ起こってますよーって』




エ「A、お前一旦黙ってろ。」




貴『……はい。』




エースが辛辣になりました。早くね？

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